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zoom RSS ブラームスのクラリネット五重奏曲/オッペンハイム、ブダペストSQ

<<   作成日時 : 2006/11/17 18:37   >>

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ブラームス「クラリネット五重奏曲」〜ウラッハ、ウィーン・コンツェルトハウスSQ」について
今日の東京は寒かった。ブラームスの名曲「クラリネット五重奏曲」は、こういう晩秋の紅葉が色づき、散り始めたような季節によく似合う。この曲の名盤として有名なのは、ウラッハとウィーン・コンツェルトハウスSQの演奏だろう。ぼくもウラッハ盤が自分の聴いた中では最高だと思うが、今年はちょっと変わったものを聴いてみたいと思い、デヴィッド・オッペンハイムとブダペストSQの演奏を聴いてみた。1961年3月のCBSへの録音である。

第1楽章は静かに始まり、途中で感情が深まる。この楽章はクラリネットと弦楽器が同調し、同じ方向を向いている感じがする。そしてクラリネットの柔らかい音が、時には弦楽器を包んでいる。第2楽章は、弦楽器群を伴奏に、クラリネットが語りかける。来し方行方を語り、情熱・憧憬・孤独そして諦観を語る。ぼくはこの第2楽章が特に好きだ。第3楽章はクラリネットと弦楽器群のかけ合い。第4楽章は、クラリネットと弦楽器群の会話だ。両者は、時には静かに時には熱っぽく、語り合う。そして最後は寂寥感に包まれて終わる。

ブダペストSQの演奏はこの団体らしく引き締まった立派なもの。オッペンハイムのクラリネットは、明るい目の音だが、ちょっと表情に乏しいように思う。この録音がまるで忘れられたようになっているのは、そのせいかもしれない。

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ブラームス「クラリネット五重奏曲」〜ウラッハ、ウィーン・コンツェルトハウスSQ
この曲のイメージはまさに秋です。 昼下がりの陽だまりの中にまどろんでいるかのような空気に包まれます。 ...続きを見る
★ 音楽と季節の記♪ ☆
2006/11/17 23:56

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
このブラームスはクラリネットという楽器の音を生かしきった傑作ですね。

>来し方行方を語り、情熱・憧憬・孤独そして諦観を語る。

まさに同感です。
私の記事もTBさせていただきました。ありがとうございます。
ダンベルドア
2006/11/18 00:04
ダンベルドアさん、コメントありがとうございます。
私が初めてこの曲を聞いた時(20歳くらいの時です)は、
クラリネットの特に低音領域の音に魅力を感じましたが、
曲そのものについては、渋いということ以外
よく分かりませんでした。
しかし、年を取るにつれてこの曲の良さが分かってきました。
年を取るのも悪いことではない…と思います。
アルトゥール
2006/11/18 19:57

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