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zoom RSS アーノンクールへの片思い

<<   作成日時 : 2006/11/24 20:07   >>

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今週の火曜、アーノンクールの「メサイア」を生で聴いて未だに興奮冷めやらぬ気持ちでいます。けれどもぼくがアーノンクールを好きになったのは、今から10数年前だったのです。

ぼくが中高時代をすごした1970年代の後半は、カラヤンかベームかという時代でした。そして一般の知名度は「帝王」カラヤンの方が高かったものの、クラシックのファンの間ではベームの方が人気がありました。ぼくもカラヤンよりベームの方が好きでした。ベームの実直で精神性の高い(と言われた)演奏に魅せられていました。モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス等、ベーム盤を繰り返し聴いていました。

1980年代、大学に入ると、ベームと並んでジュリーニに惹かれるようになりました。雄大なテンポと歌心にあふれた演奏、DGから出ていたロス・フィルやシカゴ響を指揮した録音は当時の愛聴盤でした。堂々としたベートーヴェンの「エロイカ」、重厚なブラームス第2交響曲などが特に印象に残っています。

当時アーノンクールの録音は既に出ていたわけですが、ベームとジュリーニが好きなぼくにとっては当然のように大きな抵抗感があり、モーツァルトを何枚か買っては中古店に売ったような記憶があります。

80年代の後半、ぼくは就職し結婚しましたが、指揮者の好みはあまり変わりませんでした。ところが、それが、90年代の半ばに、91年12月5日のモーツァルトの200回の命日にアーノンクールがウィーンのムジークフェラインザールでライブ録音したというモーツァルトの後期3大交響曲を聴いて一変したのです。最初はこんな記念の日にどんな演奏をしたのだろうという興味からCDを買ったのですが、聴いてみて、新鮮で生き生きとしていて、ぼくのモーツァルト観を一変させるような演奏でした。以降、ロイヤル・コンセルトヘボウ管とのハイドン・モーツァルト、ヨーロッパ室内管とのベートーヴェン、CMWとのヘンデルなど買ってみましたが、どれも新鮮な驚きと感動を与えてくるものでした。一部評論家の間で評判の悪かったブラームスやブルックナーでさえ、ぼくにとっては満足できるものでした。

こうして今になったわけですが、アーノンクールはよく知られているように時差を苦手としているため、なかなか日本に来てくれませんでした。ぼくはベームはもちろんジュリーニも実演を聴く機会を逃していました。アーノンクールの年齢からみても、今回もまた生に接することはできず片思いに終わるのか、とほとんどあきらめていました。そんな中、どういう心境の変化かアーノンクールは今年とつぜん日本に来てくれました。ぼくはeplusのプレオーダーに必死で電話をかけ、S席のチケットを取りました。そしてぼくの10年越しの夢が実現したのが、今週の火曜だったのです。

日本に来てくれてありがとう、アーノンクールさん。

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