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zoom RSS オイストラフ/リヒテルのフランク「ヴァイオリン・ソナタ」

<<   作成日時 : 2006/11/04 21:58   >>

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今日は涼しい一日で、「晩秋」という言葉で表現されるような季節になってきた。セザール・フランクの名曲「ヴァイオリン・ソナタ」はこういう季節に似合うのではないだろうか。というわけで、この曲を聴いてみた。ダヴィド・オイストラフのヴァイオリン、スヴャトスラフ・リヒテルのピアノで、録音は1968年12月。モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音である。

この曲は非常に有名な人気曲だから、曲についてぼくなどが云々することは何もない。演奏は、オイストラフが持ち前の肉づき豊かな美音(ただし旧メロディアの悪評高い録音のせいでオイストラフの美音が十分とらえられていないのが惜しい)で、たっぷり歌う。情熱的でスケールが大きい。時には気迫さえ感じられる。彼は第3楽章などの叙情的な個所でもそうしたスタイルを崩さない。自分のスタイルに自信を持っているのだろう。
これに対するリヒテルは声高に自分を主張したりはしていない。リヒテルというと豪快なピアニズムで知られるが、ここでは意外に落ち着いた演奏をしている。だからこの両者の競演は、イメージとは異なり、緊張ほとばしるといった風情にはなっていない。情熱的なオイストラフをリヒテルがしっかり受け止めるといったスタイルだと思う。結果として、非常にスケールの大きな演奏が実現している。

この演奏は、このフランクのヴァイオリン・ソナタにフランスの香りとか繊細さを求める人にはあまり好かれないだろうと思う。だがぼくはこれはこれで一つの行き方だし、立派な名演奏だと思う。

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