クラシック音楽のある毎日

アクセスカウンタ

zoom RSS オイストラフのシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」

<<   作成日時 : 2006/12/19 18:52   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

シベリウスの名曲「ヴァイオリン協奏曲」を聴いてみた。演奏はヴァイオリンがダヴィッド・オイストラフ、オーケストラがユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団。1959年12月の録音である。

第1楽章は風雨荒れ狂う北欧の大地を思わせる。中間部分のカデンツァをはじめ、独奏ヴァイオリンが活躍し、聴かせどころの多い楽章だと思う。第2楽章はうっそうと繁った北欧の森林を思わせる。独奏ヴァイオリンが美しい旋律を奏でる。第3楽章は民族舞曲のように始まり、次第に壮大なクライマックスへと導かれる。ぼくは若い頃この第3楽章の旋律が好きで、よく口づさんだりしていた。全体的に独奏ヴァイオリンにとって聞かせどころが多く、弾き甲斐のある曲だと思う。

さてオイストラフの演奏はまことにすばらしい。彼は自分のスタイルを確立しており、それを絶対に崩さない。たとえば第1楽章のカデンツァでも気負わず自然体で演奏する。ここはこう弾く、この曲はこう弾かなければならないといった確信に満ちあふれている。長年の演奏経験を経て確立したスタイルなのだろう。オーマンディの指揮もしっかりとしたもの。この曲の理想的な名演ではないだろうか。

なおこのCDには同じ演奏者によるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲がカップリングされている。またオイストラフは、シベリウスのこの曲を1965年7月にロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送響と旧メロディアに録音しており、こちらも甲乙つけがたい名演だと思う。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 今晩は。ブログ拝見させて頂きました。オイストラフ・・・、明治生まれの父は、横浜でのオイストラフの演奏会に行ったことをいつも自慢げに語っていました。確かレフ・オボーリン とのレコードを持っていたと思うのですが、整理をしてしまって思い出せません。オイストラフのレコードは私が10代の頃、ダンモやロックと共によく聴きました。ところでシベリウス・・・かつての恋人が好きっだったんですよ<フィンランディア>とか、組曲なんか・・・ところで「グロテスク」面白いですね。仕事が忙しいので一気には読めませんが、暇の時に楽しんでいます。
 少し時間の余裕が出来たものですから・・・失礼致しました。是非今の若者のために、いい記事をお書きになってください。
my favorite stories
2006/12/19 21:43
my favorite storiesさん、コメントありがとうございます。
私の父も、昭和1桁生まれですが、オイストラフのLPを
持っていました。戦後すぐから1970年頃まで、オイストラフ
の人気はすごかったらしいですね。今でも、どこへ出しても
恥ずかしくない名演だと思います。ぼくも若い頃から一貫して
好きです。
ところで「グロテスク」は、御読了になったら是非感想を
お聞かせください。
アルトゥール
2006/12/20 18:56

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
オイストラフのシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」 クラシック音楽のある毎日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる