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zoom RSS ザンテルリングのラフマニノフ「交響曲第2番」

<<   作成日時 : 2006/12/08 19:16   >>

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ラフマニノフの交響曲第2番」について
ラフマニノフの交響曲第2番を聴いてみた。演奏はクルト・ザンデルリング指揮のフィルハーモニア管弦楽団。1989年4月の録音である。ワーナーミュージックから税込み1,050円で発売されているCDである。この曲はかつては砂糖でベタベタとか揶揄され、あまり生で演奏される機会はなかったように思う。しかし1980年代の後半くらいから見直されたのか、演奏される機会が増えてきた。もっともぼくはまだこの曲を実演で聞いたことはない。

さて第1楽章は、いきなりメランコリックでロマンティックなラフマニノフ節。情緒纏綿とした旋律がいつまでも続いていく。しかしザンデルリングがゆっくりテンポのせいもあるのか、この楽章はいくら何でも長大すぎるように思う。逆にいうと、心ゆくまでラフマニノフ節に浸っていられるわけだけれど…。
第2楽章はロシア的な勢いを持って始まるが、途中で美しい雰囲気に変わる。
第3楽章アダージョはこの曲の白眉。とても美しい。ただ高尚な雰囲気の反面、一歩間違えるとムード音楽に陥る危険を秘めていると思う。以前名ピアニスト、クラウディオ・アラウが、ラフマニノフは「ハリウッド的」なので演奏しないと言っているのを読んだことがある。彼は直接にはピアノ協奏曲のことを念頭において発言したのだろうが、「ハリウッド的」というのはこの楽章についても言えるかもしれない。高尚な演奏ができるか、指揮者の腕の見せ所だろう。ザンデルリングはもちろん成功している。
第4楽章は行進曲風に開始され、壮麗なクライマックスを形成する。

ザンデルリング指揮フィルハーモニア管の演奏は、正々堂々としたスケールの大きいもの。聴き終えて、この曲は、今夜のような寒い冬の夜に、それこそウォッカで身体を温めながら聴くのに最適だと思った。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。いつも楽しく拝見させていただいてます。
3楽章のアダージョは「ハリウッド的」。言い得て妙ですね。なるほど・・・。そういう意味では料理するのが難しい曲ですね。

イチロン
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2006/12/10 01:14
イチロンさん、コメントありがとうございます。
3楽章ですが、これまではずっとその美しさに
ひたすら酔いしれていたんですよ。
ところが今回聞いて、初めてふとアラウの言葉を思い出しました。
聞いた時の心の持ち様とか体調が影響しているのかもしれないです。
アルトゥール
2006/12/10 14:38

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