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zoom RSS アラウのベートーヴェン「ディアベッリ変奏曲」

<<   作成日時 : 2007/02/21 20:03   >>

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今日はベートーヴェンの「ディアベッリのワルツによる33の変奏曲」作品120、通称「ディアベッリ・バリエーション」を聴いてみた。演奏はクラウディオ・アラウ、1985年4月の録音である。

ユーモラスな主題に始まり33の演奏曲で構成される1時間足らずの曲だけれど、その間はまさしく千変万化。喜びあり、楽しさあり、笑いあり、アイロニーあり、少しの静けさと悲しみがあり、で、暖かく静かに終わる。何か万華鏡を見ているような、小さな宇宙に入り込んだような思いがする。抜群に面白い曲だと思う。ぼくは時々、ベートーヴェンの最高傑作は第九交響曲でも弦楽四重奏曲第14番でもなく、この曲ではないだろうか、と思ったりする。

アラウの演奏は、まず音がすごく美しい。録音技術が良いのだろうけれど、アラウという人は一音たりとも美しくない音を弾かない人だと思う。テンポも、アラウにしては(?)それほど遅くない。アラウらしいがっちりした真面目な演奏だ。この曲に関してはもう少し軽さがあった方が良いようにも思うけれど、それは彼の芸風ではないのだから、それを求めるのは筋違いというものだ。軽いカクテルでも嗜みながら味わいたい曲だと思う。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんにちは。
 図書館を探したらあったので、聴いてみました。
 短い変奏も多いので、どんどん過ぎていってしまいますが、ひとつひとつ注意して聴くと、ものすごくおもしろいですね。
 1時間があっという間でしたが、ディアベッリという人が、こんなたいへんな曲を送り返されて、あ然としているのを想像すると、ゆかいです。

 アラウのピアノはほんとうに美しいですね。
 わたしはバッハが好きなのですが、亡くなる前にパルティータを演奏しているそうなので、今度はそれを聴いてみたいとおもいます。
Nora
2007/02/25 14:26
Noraさん、コメント有難うございます。
ベートーヴェンはディアベッリの作曲について「へぼ職人の
ぼろ切れ」と評したそうですが、そこからこういう千変万化
の曲を生み出すのはさすが変奏曲作曲の大家だと思います。
仰るとおりディアベッリはあ然としたでしょうね。

アラウ最晩年のバッハは私は聞いたことがありませんが、ア
ラウという人は出来不出来の少ない人なので、きっと静かな
美しいバッハを演奏したのだろうと思います。
アルトゥール
2007/02/25 18:07
トラックバックありがとうございます。

私はピアニストについては「両手が別々に動く」というだけで感動してしまうのですけれど、プロでも生で聴いていると、全然タッチも音色も違うのでびっくりします。
なぜかアラウの演奏は聴いた事がなくて、アルトゥールさんに教えていただいたのも何かのご縁です。
きっと目の前にアラウのディスクが現れると思います。(ややオカルトが入ってますか?)

今日はエロイカ変奏曲を聴いています。
ピースうさぎ
2007/09/07 18:16
ピースうさぎさん、コメント有難うございます。
自分は幼少時、親に強制的にピアノを習わされ、反抗して
止めてしまったという前歴があります。
ところが年を取ってからピアノが大好きになり、自分も少
しでも弾けたらなあ…と思ったりします。
それはともかく、ヴァイオリニストが人によって音色が違
うのは分かりますが、ピアニストも人によって音色が違う
のですね! 私はずっとギーゼキングとルービンシュタイ
ンの音が好きだったのですが、昨年あたりからアラウ独特
の澄んだ音にも魅せられています。
アルトゥール
2007/09/07 21:27

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