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zoom RSS スクロヴァチェフスキ/読響の演奏会

<<   作成日時 : 2007/04/19 19:17   >>

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一昨日4月17日の話になりますが、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団(以下、「読響」と省略します)の演奏会に行ってきました。場所は東京・池袋の東京芸術劇場です。読響は、第7代常任指揮者ゲルト・アルブレヒトが今3月退任したのに代わり、この4月から第8代常任指揮者にスクロヴァチェフスキを迎えました。前日16日にやはり東京芸術劇場で、スクラヴァチェフスキの指揮の下で、常任指揮者就任披露演奏会を行ったとのことですが、その翌日行ったのがぼくの行った第459回定期演奏会だったのです。

調べてみると、ぼくが読響を聴くのは2003年9月25日以来のことで、約3年半ぶりのことでした。またその前年の2002年のスクロヴァチェフスキ指揮の読響を聴きに行っでおり、この2回の演奏会で、読響についてなかなか良いオーケストラだというイメージを抱いていました。そこで一昨日3年半ぶりに聴きにいくことにしたのです。なおぼくがコンサートに行くのは、昨年11月にアーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを聴きに行って以来、5ヶ月ぶりのことでした。

ところが一昨日、ぼくは所用のため演奏会に遅刻してしまったのです。19時開演なのに会場に到着したのは19時半過ぎでした。そのためこの日の最初のプログラムであるベートーヴェンの大フーガ作品133は聴き損ねてしまったのです。ぼくが到着したのは、ちょうど中休みの時間でした。それで、後半にしてメインのプログラムであるブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」は最初から聴くことができました。

ただ会場に息せき切ってかけつけたせいで、曲が始まってもすぐには、なかなか頭を演奏の鑑賞モードに切り替えられませんでした。気持ちの上で落ち着いて聴くことができるようになったのは第2楽章からでした。第2楽章で、スクロヴァチェフスキ指揮読響は、曲の牧歌的な雰囲気をよく演出していると思いました。特に木管楽器がなかなか上手いと思いました。しかしさらに良いと思ったのは第4楽章です。読響は、悠々と流れる川(ただしあまり大きな川ではありません)を思わせるようなすばらしい演奏をしていました。この楽章を聴いて、この日演奏会に来てよかったと思いました。また全曲を通じてヴァイオリンの両翼配置のため、低弦部が奥からせり出してくるように聞こえるのが印象に残りました。

このように遅刻したため、残念ながら演奏会を十分堪能するとまでは行きませんでしたが、良い演奏だったことは間違いありません。読響は、前任のアルブレヒト時代に着実に実力をつけてきたように思いますが、今後スクロヴァチェフスキを常任に迎えてさらなら活躍を見せてくれることでしょう。また機会があれば読響を聴きに行ってみたいという気持ちで会場を後にしました。

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コメント(6件)

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 アルテゥールさん、お久し振りです。ブルックナーの「ロマンティック」第1、3楽章好きです。でも、この曲は好きな方は、とてもはまってしまい、嫌いな方はしらけてしまう、そんな感がありますね。・・・ところで池袋の芸術劇場、昔はよく行ったものです。今、書棚を探って昔、親友と芸術劇場で見たイヴセンの「人形の家」が見つかりました。(その彼は諸々の事情があって命を絶ったのですが)・・・その時、女子大生と一緒に来られていたイギリス文学の小田島さんをお見かけし・・・2人であの女の娘たちをどうにかしようか、などと話したものです。若かりし頃の思い出です。
 話は変わりますが、家内が池袋の芸術劇場に、友人と3月にドヴォルザークを聴きに友人と行ったんですよ。「チェロ協奏曲」と「新世界」です。私は長年の不摂生のつけがまわって、夜は歩けないものですから家で留守番です。
 池袋の芸術劇場懐かしく思ったものですから。失礼致します。
my favorite stories
2007/04/19 20:49
 おはようございます。
 わたしも芸術劇場にはいろいろな思い出がつまってますが、長くなるのでいずれまた。(笑)
 コンサート、メインには間に合われたようで、よかったです。
 演奏もなかなかだったみたいで、ほんとにうらやましい!
 スクロヴァチェフスキの常任就任、期待大、ですね。
 朝比奈さんがいらっしゃった頃のように、良いブルックナーを、気軽にたくさん聴けるかもしれません!
 アルトゥールさんが、「あまり大きな川でない」とおっしゃってるあたりが、評価の分かれるところかもしれませんが、
 この人は、わたしが好きな何気ないフレーズを、とても大事に演奏してくれるので、わたしは大好きです。
 ちょっと高齢なのが心配ですが、これからがほんとに楽しみ。
Nora
2007/04/20 10:00
my favorite storiesさん

コメント有難うございます。
私は以前ブルックナーを苦手にしていたのですが、10年位前に
とつぜん開眼し、それ以来大好きな作曲家の1人でいます。
芸術劇場は住んでいる場所から遠いので、17日は久しぶりでした。
ただ遅刻したばかりか、曲が始まってもしばらくは仕事のことが
頭から離れず、消化不良のもったいない演奏会になってしまいま
した。

小田島さんは、あのシェークスピア研究の小田島さんですね。麻
雀がプロ並みの腕とかいろいろ面白い側面を持った方だったと思
います。きっと女性にももてるのだろうと思います。ただし私は、
シェークスピアは新潮文庫の福田恒存氏の訳で大半読んでしまっ
たので、小田島さんの訳は読んだことがないんですよ。シェーク
スピアは訳によって読んだ印象がだいぶ違ってくると思いますが、
小田島さんならユニークな翻訳をしてくれそうですね。
アルトゥール
2007/04/20 17:48
Noraさん

コメント有難うございます。
17日の演奏会は、遅刻したばかりか演奏が始まってからも
なかなか仕事のことが頭から離れず、聴くことに集中でき
るようになったのが第4楽章あたりからという有様で、消
化不良だったんですよ。
朝比奈先生のブルックナーも実演で聞いたことがあります
が(何と逝去された年でした。その時の思い出は拙ブログ
に書いたことがあります。)、朝比奈先生のブルックナー
が大河のゆったりした流れを思わせるものであったのに対
し、スクロヴァチェフスキの演奏はもう少し工夫している
というか、その辺は両者の個性の違いだろうと思います。
スクロヴァチェフスキは1923年10月3日の生まれとのこと
なので、現在83歳のはずですが、たいへん元気そうでし
た。Noraさんのおっしゃるように、これから大変楽しみで
す。
アルトゥール
2007/04/20 18:04
アルトゥールさん、おはようございます。福田恒存さんのシェークスピアお読みなんですね。私も福田訳のシェークスピア好きで、若い頃読みました。<リチャード三世> <ハムレット> <キング リア> が一番好きです。若い頃、お会いしていたら、絶対にお酒お誘いしましたよ。
 それから仰るとおり、シェークスピアの小田島先生です。あの先生とっぽいんです。よくご存知ですね。雀キチです。英米文学の先生はどうしてか、皆さん麻雀がお好きなようで。
 どうも失礼致しました。今日は読書と競馬、インターネット麻雀で楽しもうと思っています。
my favorite stories
2007/04/21 10:30
my favorite storiesさん、再度のコメント有難うございます。

私の学生時代は、小田島さんのシェークスピアは出たばかりで
値段が高かったため、福田訳でシェークスピアを読んだという
記憶があります。「リチャード三世」「ハムレット」「マクベ
ス」等々読みました。私は「マクベス」「リア王」が好きです。
ただ四半世紀前のことなので、中身を忘れてしまった話もあり
ますが…。
小田島さんの世代の方は皆さん麻雀がお強いようですね。ただ
小田島さんは特別に強いんだろうと思います。私の学生時代は
麻雀の人気は去りつつあり、代わりにテニス、スキー、合コン
などが盛んでした。私も麻雀はあまりやりませんでしたが、趣
味がクラシック音楽と純文学という変わり者(?)でいました。
アルトゥール
2007/04/21 18:31

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