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zoom RSS J.S.バッハのカンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」

<<   作成日時 : 2007/04/12 20:30   >>

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今月の上旬、妻とぼくの結婚記念日があった。結婚したのは平成元年だからもう19年目だということになる。19年も経つと、妻がいてくれるのが当然のような感覚になってしまい、結婚記念日のことは妻とぼくの間の話題にも上らなくなってしまった。けれども妻とぼくは、平均的な結婚19年目の夫婦の方々よりも仲が良いのではないだろうか。ぼくたちにはそういう自負があるし、友人たちからも仲が良いと思われているようだ。

ところでブログ仲間のNoraさんにバッハのカンタータについて色々教えていただいたので、結婚にちなんで「結婚カンタータ」と呼ばれるカンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」BWV202を聴いてみた。演奏はエリー・アメリング(ソプラノ)とコレギウム・アウレウム合奏団で、1960年代の独ハルモニア・ムンディへの録音である。

この曲を聞いたのは何年かぶりだったのだけれど、久しぶりに聴いて作品の気品の高さ、典雅な美しさを満喫することができた。中でも、オーボエと通奏低音(チェンバロ)に乗って歌われる第7曲のアリアは、飄々として典雅でとても美しい。
作曲された18世紀前半の、美しい風景に囲まれた地方の教会での、家族と数人の親しい友人だけで営まれる敬虔な祈りと美しい歌に満ちた結婚式が想像される。もちろん現代の結婚式のような豪華さはないが、新婚の2人の幸福さは現代と同じくらいか、それ以上だったはずだ。

コレギウム・アウレウム合奏団のメンバーによる演奏はさすがに古さを感じさせるが、録音当時30歳くらい(?)だったと思われるアメリングの演奏が、可憐でたいへん美しい。こういう古典的な美しさを持った曲は、時代様式とか背景とかそういうことは考えないで、ひたすらソプラノの美声に耳を傾けたいところだ。

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コメント(4件)

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アルトゥールさん、こんばんは。今月の記念日、おめでとうございます!
アメリンク&コレギウム・アウレムの「結婚カンタータ」は中学生の音楽の授業で聞いた覚えがあります。しばらく経ってから、名盤誉れ高いものであると知りましたが、なぜかそれ以来ウン十年聞く機会がありません。いずれ聞きなおす機会が欲しいと願っております。
ところで、ズスケ四重奏団ですが、ベートーヴェン後期の録音時には、既にズスケはゲヴァントハウスへ移っていたと思います。(録音のためだけに、ドレスデンにメンバーが集結したと聞いた記憶があります。)これ以降、ズスケの節回しが自由闊達になったと思えます。
ところが、ズスケ親子が加わったゲヴァントハウス弦楽四重奏団のモーツァルトやシューベルト(1993年本国での実況録音)となると、その節回しも枯淡の域に入っており、いかにも「旧東独」というイメージに近くなっております。
凛虞
URL
2007/04/12 21:36
凛虞さん、ご祝辞有難うございます。
アメリング&コレギウム・アウレウムの「結婚カンタータ」
は古き良き時代をしのばせる、というようは風情の名演だと
思います。

ズスケSQは、仰る通りベートーヴェン後期の録音時には既
にズスケはゲヴァントハウスに移り、録音のために集結した
のでしたね。以降ズスケ節が自由になったというのは凛虞さ
んの慧眼で、私は気が付きませんでしたね。そういえば録音
の最初の頃は真面目すぎたかも知れません。
ズスケが第1vnの時代のゲヴァントハウスSQの録音は聞い
たことがありませんでした。たぶんBerlin Classicsから出て
いるのだろうと思います。CD店に行った時、気を付けて探
してみます。
アルトゥール
2007/04/13 18:54
 こんばんは。
 さらりと19年とおっしゃってますが、すばらしい年月だと思います。
 ほんとうにおめでとうございます。

 わたしには、特にお祝いすることなど何も無いのですが、
 今日は春らしい休日だったので、アルトゥールさんにあやかって、ひさしぶりにBWV202を聴かせていただきました。

 この曲については不明な点も多いのですが、記事でアルトゥールさんがおっしゃってるとおり、バッハにはめずらしく、プライヴェートな音楽だった可能性が高いようです。

 第7曲、バッハお得意のパスピエ、歌詞を見るとなんだか恥ずかしくなってしまいますが、式に参加してる人みんなの笑顔が見えてくるような、そして、明るい未来までもが見えてくるような、まさに明るい春にふさわしい音楽だと思います。
Nora
2007/04/15 20:34
Noraさん、ご祝辞を有難うございます。
結婚して19年も経過すると、妻がいてくれるのが当然
のような感覚になってしまいます。街で若いカップルを
見かけると、微笑ましいような羨ましいような気持ちに
なります。

「結婚カンタータ」の第7曲の歌詞については気が付き
ませんでした。なるほど…。でもこの曲は、若い2人を
祝福するとともに春の訪れをも祝う、楽しく美しくのど
かな、Noraさんが仰るように明るい未来までもが見えて
くるような曲で、色々なことは忘れて、ひたすら曲に身
を任せてその美しさを堪能したいと思います。
アルトゥール
2007/04/15 22:16

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