クラシック音楽のある毎日

アクセスカウンタ

zoom RSS オイストラフ・トリオのドヴォルザークの「ピアノ・トリオ第4番」

<<   作成日時 : 2007/07/01 21:07   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

今日7月1日は「勝手にドヴォルザークの日」です。これを機に、ドヴォルザークの『ピアノ・トリオ第4番「ドゥムキー」作品90』を聴いてみました。演奏は、レフ・オボーリン(p)、ダヴィッド・オイストラフ(vn)、スヴャストラフ・クヌシェヴィツキー(vc)のいわゆるオイストラフ・トリオです。録音はぼくの聴いたCD(VICC−2134の国内盤、旧メロディア・レーベル)には表記がありませんが、1950年代と思われます。モノーラル録音です。

ドヴォルザークというと、交響曲やチェロ協奏曲が有名ですが、実は室内楽の分野に名曲が多いのではないでしょうか。この点、ブラームスと事情が似ているように思います。ドヴォルザークの室内楽といっても、弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」がダントツで有名ですが、それ以外にも名曲は多いと思います。私見では、たとえば、弦楽四重奏曲第13番作品106と同第14番作品105は「アメリカ」と同じくらい魅力があると思いますし、この「ドゥムキー」の仇名を持つピアノ・トリオ第4番もまた名曲だと思うのです。
ドヴォルザークの作曲したピアノ・トリオは全部で4曲で、この第4番が最後の曲ということになります。しかも彼が渡米する直前に完成した曲のようです。
そのせいかこの曲は、非常に民俗色の強いものとなっています。6楽章編成という型破りの形式を持ち、最初の3楽章は休みなしに続けて演奏されます。そして全曲にわたってチェコあるいはスラヴの民族色の強い旋律とリズムに満ち溢れています。転調やテンポの伸縮が自在に行われ。特に最後の2楽章は生きつく暇もありません。また他の一般的なピアノ・トリオに比してチェロが活躍します。非常に聴いていて楽しい、聴き応えのある名曲だと思うのです。

オイストラフ・トリオの演奏は、オイストラフ全盛期のもので、スケールの大きい充実したものです。しかし録音状態が非常に悪く、残念なことにオイストラフの美音が十分に捉えられていません。またこの録音は、現在は、Brilliantのオイストラフ集に入っていないとすれば入手困難かもしれません。しかしこの曲自体は、スーク・トリオの演奏がクレスト1000シリーズに入っているので、それで十分楽しめると思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。
『勝手にドヴォルザークの日』ご参加ありがとうございます。
メロディメーカーとしてのドヴォルザークは超一流ですよね。どんな曲にも彼の素敵なメロディが入っていると思うと、あれもこれも聴きたいのですが、室内楽、実はほとんど知らないのです。これを機会に勉強します。
garjyu
2007/07/02 09:06
garjyuさん、コメント有難うございます。
ドヴォルザークの室内楽、もちろん全部聞いたことが
あるわけではありませんが、メロディメーカーの面目
躍如とした名曲が多いと思います。
ただこれは私見ですが、ブラームスの室内楽がすべて
完成度の高さを誇っているのに対し、ドヴォルザーク
の室内楽は未熟だったりいうか凡作と感じられる曲も
あると思います。柱となっているのは弦楽四重奏曲だ
と思いますので、そちらからお聴きになったらいかが
でしょうか。
アルトゥール
2007/07/02 19:04

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
オイストラフ・トリオのドヴォルザークの「ピアノ・トリオ第4番」 クラシック音楽のある毎日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる