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zoom RSS バックハウスのベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第31番」

<<   作成日時 : 2007/08/15 18:45   >>

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今日8月15日は「勝手にピアニストの日」です。しかしこれは難題です。コルトーからブレハッチまで星の数ほどピアニストはいます。当然ぼくの好きなピアニストも多いのです。それを1人にしぼれというのは…。

最初にぼくの好きなピアニストを書いていきますと、まずワルター・ギーゼキングとアルトゥール・ルービンシュタインはぼくの中で別格的存在です。この2人以外では、ドイツ・オーストリア系のピアノ音楽では1にウィルヘルム・ケンプ、2にアルフレッド・ブレンデル、フランス系のピアノ音楽ではロベール・カサドシュが好きです。これら以外に最近好きになってきたピアニストにクラウディオ・アラウ、また女流ではアリシア・デ・ラローチャ、マリア・ジョアオ・ピリスなどが好きです。

しかしこのように名前を挙げていっても中々1人には絞りきれません。そこでぼくの人生のこの1枚というべき演奏を挙げることにしました。それは表題のウィルヘルム・バックハウスの演奏するベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番作品110(1966年11月の録音)なのです。

ぼくはベートーヴェンのピアノ・ソナタで一番好きな曲はと聞かれると、第23番「熱情」か第31番のどちらかと答えてきました。そして年を取るごとに後者の第31番に傾いてきたのです。この曲はまず第1楽章冒頭のどこか懐古的で夢見るような穏やかな旋律がすばらしい。そして短い第2楽章を経て第3楽章の「嘆きの歌」からフーガにかけての流れが絶妙、もう神がかり的なのです。フーガは一歩一歩階段を上っていくような趣があるのではないでしょうか。ぼくはこの部分を聴くたび涙が出るほど感動してしまうのです。
ぼくは今では、ベートーヴェンのみならずすべてのピアノ曲、いやすべての音楽の中で一番好きかもしれないほど、この曲を愛しているのです。

ぼくがこの第31番作品110を初めて聴いたのはLP時代のバックハウス盤でした。以来バックハウス盤はぼくがこの曲を聴く上での原点となっています。ぼくはこの曲があまりに好きなので、主にCD時代に入ってから他のいろいろなピアニストの演奏を集めました。アルファベット順にアラウ、ブレンデル、ギーゼキング、ギレリス、グールド、グルダ、ケンプ、ナット、ポリービ、リヒテル、シュナーベル、R・ゼルキン(2種類)とバックハウス以外に13種類も持っています。そしてR・ゼルキン(ぼくはDGへの晩年の録音より旧CBSへの旧録音の方を好んでいます)、ギレリスと、バックハウスに匹敵する演奏を見つけることができました。
しかしバックハウス盤はぼくがこの曲を初めて聴いた演奏であり、永遠に原点となる演奏なのです。「無人島に1枚持っていくとしたら…」というよくある質問を問われたら、真っ先に候補となる1枚なのです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
アルトゥールさま こんばんは

バックハウスのベトベンは、学生時代に割と聴いていたのですが、最近は、CDを持っていないということもあり、疎遠になっております。
私も、31番好きですね、私にとっては、ゼルキン師のCBSの録音がやはり一番好きですね。LP時代は、シュナーベル、バックハウス、ソロモンとか、色々と聴いていたのですが、最近は、グルダ、ミケランジェリ、ゼルキン師くらいしか聴いていません。機会があれば、バックハウスも聴いてみたいと思っています。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2007/08/15 19:24
rudolf2006さま、コメントを有難うございます。
ゼルキン師のCBS時代の録音は、全曲でないのが本当に
残念ですが、私も大好きです。もし最初に聞いたのがバッ
クハウスでなくゼルキン師だったら、ゼルキン師党になっ
ていたと思います。
シュナーベルも録音は悪いですが、意外に感覚が現代的で
いいと思います。
ゼルキン師、シュナーベル、バックハウス、グルダ、ケン
プ(あと個人的にはナットも素晴らしいと思います)…こ
ういった偉大なピアニストを聞き比べるというのは最高の
贅沢でしょうね。
アルトゥール
2007/08/15 20:48
コメント差し上げるのが初めてかもしれません。
アルトゥールさんほどに多くは知りませんが、好きなピアニストは
かなり一致していますよ。(^。^)
そしてベートーヴェンのこのソナタ、最後の3曲が入ったバックハウス
のLPが最初でした。本当にいいですね。
CDではケンプ、シュナーベル、ゼルキンを持っています。
今後ともよろしくお願いします。

URL
2007/08/17 16:01
丘さん、コメントを有難うございます。
好きなピアニストがかなり一致しましたか。嬉しいです。
私は元々古いピアニストが好きなのですが、
歳を取るにつれてその傾向が強くなってきました。
カサドシュやR・ゼルキン、アラウなど、ここ10年の
間に好きになったピアニストも少なくありません。
こちらこそ、これからも宜しくお願い申し上げます。
アルトゥール
2007/08/17 21:11

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