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zoom RSS コープマンのJ.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集第2巻」

<<   作成日時 : 2008/01/22 20:31   >>

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最近寒い日が続いています。今日も寒い1日でした。昨年は記録的な暖冬でしたが、今年は普通の冬か、もしかしたら「厳冬」に分類されるような冬なのではないでしょうか。
今日はトン・コープマン(チェンバロ)の演奏するJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻の第1曲から第12曲までを聴きました。

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バッハの「平均律クラヴィーア曲集」。よく知られたようにハ長調からロ短調まで24のすべての調性によって書かれたプレリュードとフーガから成る曲集ですが、これをいったい何と形容したらよいのでしょうか。荘重、優雅、堂々、柔和、形式美、古典美、豊かな情感、…。音の洪水のようで、大海原のようで、人間世界のすべてを表現しているようで、地球そのものを表しているようでもあります。

これらの曲集にはもちろん凡作は1作もありません。それどころか凡音も1音もなく、1秒たりとも平凡な時間はないのです。さらに各曲が半音ずつ上がっていくその流れがあくまで自然で「曲集」としてもすばらしいのです。ぼくはこれらの作品を聴いていてこんな印象を受けていることがあります。これらの曲が演奏されている1秒1秒の時間が、あまりにも多くのものを内包するととも外へ向って開かれているため、自分の耳が追いついていけないのです。まさに驚嘆すべき作品です。

今日聴いた第2巻は、第1巻よりも約20年後に作曲されたもので、第1巻ほどの人気はないかもしれませんが、いずれも驚嘆すべき作品であることに変わりありません。

コープマンの演奏はもちろんバロック・チェンバロによるものですが、生き生きとした新鮮感のあるすばらしい演奏だと思います。バロック・チェンバロは各楽器ごとの音の違いが大きいと思いますが、ぼくはこのコープマンの音が大変好きでいます。
「平均律」にはグールドやリヒテル等、ピアノによる名演がたくさんあります。チェンバロにはピアノのような柔和さや色彩感は出せないのかもしれませんが、その代わりにいかにもバロックといった趣の壮麗さが現れてピアノにはない良さがあると思います。
ぼくは以前は、バッハの鍵盤楽器による作品をピアノで聞くことが多かったのですが、最近はチェンバロで聴くことが多くなりました。加齢とともに趣味も変わっていくようです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 昨日は雪だったので、何となくチェンバロが聴きたくなり、わたしもコープマンの2巻を聴いてみました。生き生きとしたプレリュードはもちろん、フーガの自由なファンタジーなど、やはりこの人はすごいですね。
 今日も、北風が冷たいですね。くれぐれもお体には気をつけてください。
Nora
2008/01/24 15:33
アルトゥールさま こんばんは

バッハは、それほど聴いてこなかったように思うのですが、最近は、バッハのCDを買い集めています。「平均律」はリヒテル盤しか持っていないんですよ。チェンバロでの演奏も聴いてみたいと思っています。
今は、ヴァイオリンの無伴奏を聴いているところです。
お子さんの受験、上手く行くと良いですね〜。

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
URL
2008/01/24 18:02
Noraさん
コメント有難うございます。
バッハ、特にその鍵盤楽器の曲は寒い冬に似合いますね。

コープマンの録音量はすごいですよね。チェンバリストとして
バッハの「平均律」やオルガン作品全集を完成させると共に、
カンタータ全曲や4大宗教曲も録音しているわけですから…。
その上、バッハだけでなくヘンデル、モーツァルト等も録音し
ています。
これだけの録音をこなしながらルーティンに陥ることがなく、
常に新鮮な演奏を聴かしてくれるとは、やっぱり凄い人だと
思います。
アルトゥール
2008/01/24 20:01
rudolf2006さん
コメント有難うございます。
リヒテルはもちろんですが、「平均律」をチェンバロで聴くの
も良いですよ。私が若かった頃はチェンバロというとヴァルヒ
ャだったのですが、今はバロック・チェンバロの録音が圧倒的
に多いですね。
無伴奏ヴァイオリンも、これほどの曲は後続の誰もが作曲し得
ないでいる凄い曲ですよね。私もいつか記事を書いてみたいと
思っています。
子供の受験は本当に神経が疲れます。早く終わって解放された
いものです。
最後になりますが、大阪もここ数日大変寒いと聞きます。
rudolf2006さんもくれぐれも身体に気を付けてください。
アルトゥール
2008/01/24 20:12

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