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zoom RSS ウィーン・コンツェルトハウスSQのハイドン「弦楽四重奏曲第68番」

<<   作成日時 : 2008/04/13 14:22   >>

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今日の東京は、昨日の陽気がどこへやら、曇空の肌寒い1日となっています。
3月31日の拙記事で、ハイドンの弦楽四重奏曲には、ニックネーム付きでない曲にも良い曲が多いのではないかと書きました。今日はそんな中から1曲紹介したいと思います。弦楽四重奏曲第68番変ホ長調作品64の6です。演奏はウィーン・コンツェルトハウスSQのWestminsterへの録音で、録音時期は1950年です。

作品64は「第2トスト四重奏曲」と呼ばれ、有名な第67番作品64の5「ひばり」が含まれています。今日聞いた第68番は、「ひばり」のすぐ後の曲だということになります。

第1楽章は、のどかで柔和で清明なハイドン節です。
第2楽章はアンダンテですが、いっそう落ち着いた清明な音楽となります。この辺りベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番「ハープ」の世界を思わせるものがあります。ただし第2楽章の中間部はとつぜん転調して激しく情熱的になります。ここは、ハイドンとしては、1つの実験的な試みだったのではないでしょうか。
第3楽章のメヌエットはこの曲の白眉でしょう。思わずはっとさせられる美しい音楽です。第1ヴァイオリンの奏でる旋律の美しさは、大げさに言えばハイドンの全作品中屈指のものではないでしょうか。ただただ、聞き惚れるしかありません。
第4楽章は一転して活発な音楽となります。

この第68番は、知名度は限りなくゼロに近いと思いますが、実際はその直前の「ひばり」に劣らない良い曲なのではないでしょうか。

ウィーン・コンツェルトハウスSQの演奏は、いかにも古き良き時代のウィーンを思わせる優雅なものです。第1ヴァイオリンのカンパーのポルタメントを使用した独特の歌い回しは、まったく他所では聴く事のできないものです。まさに永遠の名盤でしょう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
団塊世代の音楽素養なし、文章下手の人間ですが宜しくお願いします。
作品64、佳曲揃いで大好きです。
67番の「ひばり」を挟んで66番、68番の3曲が特にお気に入りです。
個人的には古き良き時代のウィーンを連想させる66番が一番好きでしょうか。
同じくウィーンコンツェルトハウスSQの演奏で楽しんでいます。
Lacroix
2008/04/14 16:06
Lacroixさん、はじめまして。
コメントを頂き有難うございます。
こちらこそ、宜しくお願い申し上げます。
自分は団塊の世代の方より一回り若い世代なのですが、
昔から団塊の世代の方から色々と教えて頂いています。

ハイドンの作品64は、Lacroixさんの仰る第66番作品
64の4も、第2楽章のユーモアの感じられる美しさ、
第3楽章の息の長さ、と私も大好きです。
私もウィーン・コンツェルトハウスSQで楽しんでいます。
同SQにもっとハイドンを録音があれば…とないものねだり
のことを考えてしまいます。
アルトゥール
2008/04/14 20:43

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