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zoom RSS ビルスマのヴィヴァルディ「チェロ・ソナタ集」

<<   作成日時 : 2008/05/24 20:17   >>

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最近あまりチェロの曲を聴いていませんでした。そこで今週買ったばかりのヴィヴァルディの「チェロ・ソナタ集」を聴いてみました。演奏はアンナー・ビルスマ(vc)で、全6曲のうち最初の5曲で鈴木秀美(vc)が、最後の1曲のみジャック・オッホ(cemb)が通奏低音を担当しています。録音は1986年9月26日から28日にかけてです。
ドイツ・ハルモニア・ムンディへの録音ですが、ぼくが買ったのはBMGから発売された国内盤(CD番号=BVCD38201)なので、本録音が最近ファンの間で話題になったDHMの50枚組のBOXに含まれているかどうかは分りません。

ライナーノート(イェンス・マルコフスキー、佐々木節夫)によると、ヴィヴァルディの作曲したチェロ・ソナタは9曲が今日知られているとのことで、本CDにはそのうち6曲が収録されていることになります。ヘ長調作品14−2、イ短調作品14−3、ホ短調作品14−5、イ短調、ト短調、変ホ長調の6曲です。いずれも緩・急・緩・急の4楽章編成です。

いずれもぼくにとっては初めて聴く曲だと思いますが、緩徐楽章における情感、急速楽章におけるチェロの表現力とどの曲もなかなか聴き応えのある作品なのではないでしょうか。特に悲痛な気分に覆われたイ短調作品14−3と、情感豊かなホ短調作品14−5は佳曲だと思いました。また4曲目のイ短調の曲での急速楽章(特に第2楽章)は、まるで高速道路を運転しているかのような爽快感があります。

またいずれの曲も、チェロ(6曲目の変ホ長調のみチェンパロ)の通奏低音つきとはいえ、無伴奏に近く、チェロの語りを聴くという魅力をも持った作品です。

ビルスマの演奏はもちろん古楽器によるものですが、端正な演奏です。恣意に走ることのない折り目正しい演奏で、作品自体の良さを引き出そうとしているようです。彼の使用している古楽器の明るく柔軟な響きも魅力です。ぼくは、このCDを聴いてこれらの曲を今まで知らずにいたのが残念なほど魅力を感じました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
漫画家の砂川しげひさ氏が何かの本でこの曲を紹介していたのを読んで
購入しました。チェロは同じビルスマなのですが共演者は異なるソニー盤で録音は1999年のようです。
心に染み渡ってくるような、名曲というより佳曲
今夜、暫くぶりに聴きたくなりました。

Lacroix
2008/05/25 18:10
Lacroixさん
いつもコメントを頂き有難うございます。
ビルスマがヴィヴァルディのチェロソナタを再録音
していたことは知りませんでした。
仰るように名曲というより佳曲ですね。
ヴィヴァルディというと一にも二にも「四季」です
が、フルート協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、それ
にこのチェロ・ソナタと、他にも良い曲があるよう
に思います。もっとも私も多くは知らず、あまり偉
そうなことは言えませんが…。
アルトゥール
2008/05/25 20:01

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