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ここのところ毎日暑い日が続いています。余計な話ですが、今年は若い女性の間で短パンが流行しているようです。暑い日に街角で、短パンからすらりと伸びた美脚に思わず見とれてしまい、清涼感を覚える中年のオッサンはぼくだけでしょうか? さて今日は、思い切り爽快なピアノ演奏でも聴いて暑さを吹っ飛ばそうと思い、マウリツィオ・ポリーニの演奏するショパン「練習曲(エチュード)」作品10と25を聴きました。1972年1、5月のDGへの録音です。 本録音はレコード史上に名高い録音ですが、今回も聴き終えてあ然としました。ショパンのエチュードはピアニストにとって難曲として有名ですが、このポリーニの録音ではすべての音が完全に鳴り切っています。楽譜に書いてあることをすべて、そのままに弾いたといわんばかりの演奏です。またピアノ演奏を突き詰めていったらこうなる、という見本を示した演奏でもあります。すべての音が完璧にコントールされ、ペダルは極力排除され、1音の曇りもなく、明晰に鳴り響きます。 しかしここでは、詩、情、繊細さ、ロマンティシズムといったものは一切失われています。ショパンの楽譜に書いてあること以外の不純物は一切排除されています。機械的といえばこれほど機械的な演奏はありません。具体例を挙げると、作品25の第1番です。この曲は「エオリアン・ハープ」という仇名のある曲ですが、詩情のようなものは一切感じられません。ただピアノの音が鳴っているだけです。 ぼくはこの演奏を聴いて、かえって暑苦しく感じてしまいました。ポリーニの演奏より、例の女性の美脚の方が芸術的なのではないでしょうか? しかしここで1つ問題があります。じゃあショパンのエチュードは他の誰の演奏で聴くのかという問題です。ぼくは他にはコルトーの演奏も持っているだけですが、ポリーニの圧倒的な演奏の前ではさすがに聴き劣りがするように思います。期待できるのはアシュケナージだと思いますが、最近(?)マレイ・ペライアの録音が出たとも聞いています。アシュケナージ盤かペライア盤を購入し、ポリーニ盤はいっそのこと処分してその呪縛から逃れたいとさえ思いました。 なお本記事は思い切りポリーニの悪口を書いてしまいました。ポリーニのファンの方のお目に留まったら、素人のたわ言だと思ってお赦し下さいますようお願い申し上げます。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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ショパンの「練習曲」 作品10 マウリツィオ・ポリーニ(pf)
「のだめカンタービレ」を観る楽しみは、ドラマだけではなく、そのBGMにもあります。 昨晩も沢山のクラシック音楽。 「ああ、ここでこんな音楽を使うか・・・」とムフフと笑いながら、楽しんでおりました。 ...続きを見る |
クラシック音楽のひとりごと 2008/08/01 08:26 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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アルトゥールさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/07/31 22:20 |
ポリーニのショパン、スゴイですね。特に「練習曲集」は初めて聴いたときには仰け反るほどでした。もう第1曲から猛烈な音、強烈なパンチを何発も浴びたような感じで、ボクは思わず音量を絞ったもんです。ポリーニの最高度のテクニック炸裂、いやはや、圧倒的でした。ボクのLPのタスキには「これ以上何をお望みですか?」というコピーがあります。全くその通りでした。 |
mozart1889 URL 2008/08/01 08:33 |
凛虞さん、コメント有難うございます。 |
アルトゥール 2008/08/01 19:02 |
mozart1889さん、お久しぶりです! |
アルトゥール 2008/08/01 20:24 |
> ポリーニの演奏より、例の女性の美脚の方が芸術的なのではないでしょうか? |
Nora 2008/08/06 11:22 |
Noraさん、こんばんは。 |
アルトゥール 2008/08/08 20:56 |
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