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zoom RSS コープマンのJ.S.バッハ「チェンバロ協奏曲第7、3、5、2番」

<<   作成日時 : 2008/08/23 17:48   >>

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東京は昨日・今日と涼しくなりました。夏が終わり秋に差しかかろうとしているのが肌身に感じられる1日でした。

北京五輪もいよいよ明日で閉幕です。一昨日の女子ソフトボールの金メダルに感動しましたが、昨日の男子400メートル・リレーでの銅メダルも同じくらい感動しました。朝原宣治選手が、おそらくオリンピックでのラスト・ランを、なんとトラック種目で80年ぶりという銅メダルで飾ることができたのは、日本中に感動を与えたのではないでしょうか。

さて今日は、トン・コープマン(チェンバロ&指揮)アムステルダム・バロック管弦楽団の演奏するバッハのチェンバロ協奏曲第7番BWV1058、同第3番BWV1054、同第5番BWV1056、同第2番BWV1053を鑑賞しました。録音は1990年、ERATOへの録音です。聴いた順序が変になっているのは、CD(国内盤のWPCS10806)にこの順序で収録されていたからです。

バッハのチェンバロ協奏曲というと、バッハの残した膨大などちらかというと地味な存在なのではないでしょうか。第1番BWV1052が最も有名なのではないかと思いますが、今日聴いた4曲は地味な存在のように思います。
その理由として、ヴァイオリン協奏曲など他曲からの転用が多いことがあると思います。ライナーノート(那須田務)によると、第7番BWV1058はヴァイオリン協奏曲BWV1041、第3番BWV1054はヴォイオリン協奏曲BWV1042からの転用ですが、残りの第5番BWV1056と第2番BWV1053も、紛失してしまった何らかの楽器のための協奏曲からの転用だということです。

実際ぼく自身も、BWV1058と1054はヴァイオリン協奏曲として聞き覚えのある曲です。しかしチェンバロ版がヴァイオリン版に比べて魅力がないということはないと思います。確かにチェンバロだと、ヴァイオリンのようにロマンティックで人間的な感情の表現は困難なのかもしれません。しかし、チェンバロはヴァイオリンにない重厚さ・荘厳さを有しています。この辺は結局、聴き手の好みや気分に帰せられるべき問題ではないでしょうか。
なおぼくは今日聴いた中では、第2番BWV1053がいちばん好きでいます。

コープマンの演奏は、まず使用しているバロック・チェンバロの音がすばらしいと思います。クリアでありながらも、クリア一辺倒ではなくどことなく渋さとか人間味のようなものが感じられ、ぼくはコープマンの音が大好きなのです。演奏は、生き生きとして、しかもたいへん真摯さの感じられるもので、ぼくとしては最高の演奏です。

余談ですが、コープマンは今年9月ソリストとして来日し、東京ではチェンバロとオルガンのリサイタルを1回ずつ行うようです。ぼくはそのうち9月22日のカザルスホールでのチェンバロ・リサイタルのチケットを取りました。申し込みが遅かったので良い席は取れませんでしたが、たいへん楽しみにしています。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どうもはじめまして。
コープマンがその全集で使用している楽器は、
奇跡と言いたいほど綺麗で透明な音を出していると思います。
それだけに使用楽器のデータが載っていないのが残念で…

私もBWV1053が1台作品では一番好きですね。
渡邊順生さんは「荘厳な明るさ」と表現していて、
その通りだと思いました。第2楽章に関しては、
渡邊さん曰く「高貴な悲哀」。
…本当に繊細で美しい曲だと思います。

ブログのほうで、私としては珍しく(笑)、
全曲に関する感想を書くことに成功したので、
お暇な時にでも見ていただけると嬉しいです。
ノマノモス
URL
2009/01/20 20:27
ノモスマスさん、はじめまして。
コメントを頂き有難うございます。
また貴ブログのご紹介有難うございます。

私も拙記事の中で、2、3、5、7番の中では
2番が一番好きだと書いていますね。
コープマンの音は本当に良いと思います。
透明で柔和で上品で明るくて…。
私も1日中でも聴いていたいほど良い音です。
確かにライナーに使用楽器のデータはないですね…。
アルトゥール
2009/01/21 20:22

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