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zoom RSS アンチェルのドヴォルザーク「交響曲第6番」

<<   作成日時 : 2008/11/08 17:34   >>

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まず昨日の夜、ジャーナリストの筑紫哲也さんの訃報に接しました。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

今日の東京は午前中雨が降り、午後になっても曇り空の寒い1日でした。冬の到来が近いことを実感させられる1日でした。
昨日に続いてカレル・アンチェル指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を鑑賞しました。ドヴォルザークの交響曲第6番ニ長調です。1966年1月、Supraphonへの録音です。

ぼくはは、オトマール・スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンのドヴォルザークの交響曲全集を持っています。ドヴォルザークの交響曲というと、第8番と第9番「新世界」が圧倒的に有名ですが、実演で取り上げられるのはこれら8、9番とせいぜい第7番くらいまでで、それ以前の交響曲はめったに見かけないように思います。ところが上記のスウィトナーの全集を一通り聞いた時、第6番以前の交響曲にもなかなか魅力的な曲があるのに気が付きました。
といっても最初期の交響曲はさすがに冗漫な感もするのですが、第4番から第6番までは、民族色豊かでなかなか聴き応えのある作品なのでしょうか。

今日聴いたのは第6番ですが、同曲は定石どおり急・緩・急・急の4楽章構成を取っています。
第1楽章は、明るく。伸び伸びとしてスケール雄大で、ドヴォルザークらしい民族色豊かなメロディが満開です。この楽章は秀逸なのではないでしょうか。
第2楽章は緩徐楽章ですが、ドヴォルザークらしくメロディが美しく、チェコの緑豊かな美しい田園風景を見るようです。
第3楽章はスケルツォでダイナミックですが、中間部分はのどかに変わります。
第4楽章も民族的なメロディが豊かで、いかにもフィナーレといった気分です。

このように交響曲第6番は、ドヴォルザークらしい民族的なメロディが満載で、もっと多くの指揮者に取り上げられてもよい曲のように思いますが、どうでしょうか。

アンチェル指揮チェコ・フィルの演奏は、明晰かつ精緻なしっかりとしたもので、当時のチェコ・フィルが世界でも一級のオーケストラであったことを証明するものです。40年も前の演奏ですが、たいへん満足することができました。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。

ドヴォルザークは私の非常に好きな作曲家です。
交響曲全集はヴァーツラフ・ノイマンの70年代の旧盤と80年代の新盤と両方を聴いていますが、特に新盤は非常に良い演奏です。
曲としては4番以降が充分鑑賞に耐えると思いますが、それ以前の中では1番だけは魅力を感じており好きです。そして6番は7〜9盤に続くとても良い曲だと思います。
アンチェルは好きな指揮者で8番、9番の演奏は最高だと思いますが6番は未聴です。9番については小生の拙ブログでも記事にしています。
http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_4682.html
ハルくん
URL
2008/11/08 21:43
ハルくんさん、コメント有難うございます。
また貴ブログ拝読致しました。
ドヴォルザークは、元々自分が交響曲より室内楽の方が好きな
せいもあり、室内楽を好んでいます。「アメリカ」以外にも、
例えば弦楽四重奏曲第13、14番など名曲・佳曲は多いと思
います。
交響曲はやはり本場物ですかねえ。廉価なので買ったスウィト
ナーも悪くないと思いますが…。ノイマンについては自分が偏
見を持っているのかもしれません。実演を聴いていれば違った
考えを持っていたと思いますし、だいいち今聴けば印象が変わ
るかもしれません。
アルトゥール
2008/11/09 10:48
ドヴォルザークの室内楽だとピアノトリオとかピアノ5重奏には好きな曲が有りますが、弦楽四重奏曲13、14番いずれも聴いた記憶が有りません。いずれ聴いてみなくてはと思います。
他のジャンルなら声楽曲に傑作が有ります。「レクイエム」、「スターバト・マーテル」、劇的カンタータ「幽霊の花嫁」などです。いずれも非常に美しく感動的です。

私は演奏を選ぶときには、偏執的な(笑)ほどに本場物にこだわります。民族、文化の根源に流れる血はそうそう簡単に越えられないという自論が有るからなのです。実際に自分の心に染み入る演奏は大抵の場合、自国演奏家のものなのですね。むろん例外は有りますが。

ノイマンよりはアンチェルの方が好きですが、でもノイマン/チェコフィルの実演は本当に素晴らしかったですよ。
ハルくん
URL
2008/11/09 14:30
ハルくんさん
たびたびコメントを頂き有難うございます。

私は本場物にこだわるつもりはないのですが、結果的に
本場物が好きな場合が多いです。ピアノの話になります
が、独墺系ならケンプ、ブレンデル、フランス系ならカ
サドシュが好きです。
今回アンチェルのドヴォルザーク、ヤナーチェクを聴い
てみて、やっぱり良いと思いました。
ドヴォルザークのピアノトリオは自分も好きです。弦楽
四重奏曲13,14番は、スメタナSQの録音はないよう
ですが、前者はヴラフSQ、後者はヤナーチェクSQと
私の好きなチェコの団体の録音が残っています。またプ
ラハSQ、パノハSQの全集もあります。

ドヴォルザークの宗教曲は自分にとってまだ未知の分野
です。最近アーノンクールも録音したようですし、いず
れ聴いていきたいと思っています。
アルトゥール
2008/11/09 17:02

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