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zoom RSS シュトゥックマイアーのJ.S.バッハの「オルガン小品集」

<<   作成日時 : 2009/02/07 21:38   >>

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今日2月7日の土曜日は、東京は1日中晴れの好天気でした。もっとも私は午前中起きることができず、1日中寝ていたようなものでしたが…。

今日は、バッハの「オルガン小品」Orgenbuchelin(オルゲンビュッヒラインという発音で合っているのでしょうか…)
から、BWV611から632までを聴きました。演奏はヴォルフガング・シュトックマイアーで、1977年9月14日から1981年2月16日までの録音です。DOCUMNTというドイツのレーベルから出ているものです。

バッハの器楽曲の中で最も作品数が多いのが、オルガンのための作品です。バッハ自身が職業的なオルガン奏者だったせいで、彼にとってオルガンは最も身近な楽器だったわけですから、オルガンのための作品が多く作曲されたのは当然なのかもしれません。
しかし彼が日常でオルガンを演奏する中から、さまざまな楽想、インスピレーションを得ていたであろうとことは容易に想像されるところで、声楽曲を含めあらゆる作品は、程度の差こそあれ、オルガンの音世界の影響を受けているかもしれないのです。
バッハを極めようとするなら、そのオルガン作品を聴くことはぜったい不可欠なはずです。私は今年は、ハイドン、ワーグナー、ショスタコーヴィチとともにバッハに力を入れて聴いていこうと思っていますが、そういうわけで今年はひとつ、これまであまり聴いたことのないオルガン作品に挑戦しようと思うのです。

今日聴いたオルガン作品BWV611から632までは、1分足らずから7分近いものまでありますが、いずれも小品です。もちろん「トッカータとフーガ ニ短調BWV565」のような有名曲は含まれていません。しかしオルガン特有の残響の多い音で築かれた音世界は、荘厳というのでしょうか、何かもう、気軽に聴くことを許さないものがあります。聴く者の居ずまいを正さずにはおかないものがあるのです。

ところで、最近、バッハの作品を聴いていて思うのですが、バッハの音楽は果てしがないように思います。
それは第1に、量的な問題です。
これがモーツァルトだと、K1からK626までに限られているわけですし、私は現に、モーツァルトが大好きでK1から626まで全ての曲を聴いたという方を1人ですが知っています。ベートーヴェンだとさらに少なく、私自身がこれまでに「フィデリオ」など歌劇を除くすべての作品を聴いたことがあるように思います。
しかしバッハの曲は一体どのくらいあるのでしょうか。聴いても聴いても、まだ聴いたことがないという曲が存在するのです。バッハのすべての作品を聴いたことがあるという方は、一体どのくらいおられるのでしょうか。

第2に、質的な問題です。
これは私の自身の主観的な問題です。しかし私は、バッハのどんな曲でも、何回聴いても、その曲を極めたとか聴き飽きたという気持ちになれないのす。
たとえば本ブログで何回か取り上げた「イギリス組曲」です。私は一見地味なイギリス組曲6曲を、何回聴いても飽きることはありません。何回聴いても、また聴きたいという気持ちになってしまいます。

ところで、今日聴いたシュトゥックマイアー盤に一言触れますと、昨年の暮れから今年にかけてブログ仲間の方が複数エントリーされていたので、興味を持ちました。調べてみると、バッハのオルガンのための全作品が20枚のCDに収録されており、10枚ずつ2個のBOXに入っているのですが、BOX2個で合わせて3,500円程度でたいへん廉価です。それだけでなく演奏自体も、ブログ仲間の方にも、またHMVのレヴュアーの方にも極めて評価が高いのです。

そこで今週購入し、今日から、BOX2個目の最初のCDに収録されていたBWV611から聴き始めたのです。
私はオルガンはこれまであまり聴いたことがなく(ヴァルヒャの全集は父が持っていましたが、私はその半分も聴いたことがないと思います)、今日聴いた小品も、聴くこと自体が初めてだと思うので、評価を下す資格はありません。
しかし聴き終えてたいへん充実感が得られたことは間違いありません。

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水晶の中の小世界 〜バッハ オルガン曲集 シュトックマイアー〜
J.S.Bach Organ Works ...続きを見る
DokuOh 〜独墺系クラシック音楽〜
2009/02/08 22:12

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 お邪魔します。
>バッハのどんな曲でも、何回聴いても、その曲を極めたとか聴き飽きたという気持ちになれないのす。
 この部分にとても共感を覚えました。私の場合にはミサ曲ロ短調です。
 我が家には既に8種類のCDがあるのですが、ミシェル・コルボが昨年録音したものが輸入版で発売されたのを知り、既に1979年版があるにも関わらず聴いてみたくてしょうがありません。
 もちろん私のとっての原点であるカール・リヒターの東京ライブ盤も聴くたびに新しい発見があり、生涯付き合っていくのだろうなぁと感じています。
 バッハが多くの楽譜の上端に「SDG(Soli Deo Gloria=ただ神のために)」と記していたことを考えますと、作品内に生涯付き合っていく要素を込めていたのかな、などと思ったりします。
Tenor1966
2009/02/08 13:48
Tenor1966さん、はじめまして。
コメントを頂き有難うございます。
私は今まではバッハは器楽曲を中心に聴いてきたのですが、器楽曲だけ
でも次から次へと聴きたい曲が出てきます。
声楽曲では、ロ短調ミサ曲はマタイ受難曲と双璧、別格的存在ですね。
自分は両曲ともリヒターやコープマン、ミサの方はジュリーニも持って
いるのですが、深遠すぎて、いくら聴いてもどういう曲なのか理解でき
ているのかという懐疑がつきまといます。
作品内に生涯付き合っていく要素が込められているというのは仰るとお
りだと思います。
アルトゥール
2009/02/09 06:35
バッハはカンタータ(特に、200曲ある教会カンタータの方)が、色んな意味で「本丸」なので、それを(CD約60枚)聴けば、もう量的にも半分聴いた事になります。
「全部聴いた人」を直接知っているわけではないですが、全集も(複数?)出ているし、結構いるのでは?と感じますね。
定年退職した人が、3日に1枚CDを聴けば、一年で全曲になるので、そんなに膨大でもないと思いますが・・・。
REIKO
URL
2009/02/09 15:40
REIKOさん、いつもコメントを頂き有難うございます。
バッハは、カンタータが本丸なのですか…。
そうだとすると、私などまだお堀を渡った程度なのでしょうね。
ただしカンタータのCD60枚分を集め、聴くということが中々
できないでいるというのが現実なのです。最近は平日は仕事で音楽
を聴く時間がなく、また週末もバッハばかり聴くというわけにはい
かないので…。
そういえば2000年にバッハ・イヤーに大全集が出ましたので、
それを機に全曲聴かれた方はおられるでしょうね。
「そんなに膨大でもない」それは仰るとおりだと思います。
ただし自分にとってバッハ山の登頂はやっぱりリタイア後の
楽しみで、それまでは何合目かをウロチョロしながら、また
駄文を書き続けようと思っています。


アルトゥール
2009/02/09 21:37

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