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zoom RSS ガーディナーのヘンデル「ソロモン」

<<   作成日時 : 2009/09/13 18:33   >>

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東京は昨日は1日中の雨の肌寒い1日でしたが、今日の日曜は一転して残暑の1日でした。

今日はヘンデルのオラトリオ「ソロモン」HWV67を聴きました。演奏は、ジョン=エリオット・ガーディナー指揮モンティベルディ合唱団とイングリッシュ・バロック・ソロイスツによるものです。配役は次の通りです。
 ソロモン王: キャロライン・ワトキンソン(Ms)
 ソロモン王の王妃: ナンシー・アジェンダ(S)
 シバの女王: バーバラ・ヘンドリックス(S)
 第1の遊女: ジョアン・ロジャース(S)
 第2の遊女: デラ・ジョーンズ(Ms)
 ザダク: アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)
 レビ人: スティーブン・ヴァーソー(Bs)

1984年6月のPhilipsへの録音です。

今年はヘンデルの没後250年というヘンデル・イヤーですが、ぼくはこのヘンデル・イヤーをきっかけにヘンデルのオラトリオにすっかりはまってしまいました。
ぼくは昨年までは、ヘンデルのオラトリオというと「メサイア」と「マカベウスのユダ」くらいしか聞いたことがなかったのです。何も知らないも同然だったのです。
ところが今年に入ってから、「テオドーラ」(MDGのペーター・ノイマン盤)を聴いたのをきっかけにヘンデルのオラトリオに魅せられてしまい、「サウル」「スザンナ」などを次々に購入してしました。そしてまとまった音楽鑑賞の時間を確保することができた時に、取り出して聴いているのです。
その雄大で、どことなく温和で、そして聴けば聴くほど奥の深い作品は、全く独自の魅力を有しています。同時代のバッハとはまた別の、独特の魅力です。

ところでヘンデルのオラトリオといえば、最も有名な「メサイア」のハレルヤ・コーラスに代表されるようにコーラスのイメージが強いのではないでしょうか。
ぼくは今年REIKOさんのブログで教えていただいたのですが、「メサイア」のように合唱中心のオラトリオはヘンデルのオラトリオの中では例外で、オペラのように、何人かの登場人物が個々に自己の心情を音楽に託して語り、物語が進行していくというタイプの作品が多い(らしい)のです。
そしてその中でも、「サウル」「サムソン」「ソロモン」の3作(REIKOさんは「3S」と呼んでおられます)は特に傑作だそうです。

今日聴いた「ソロモン」は1749年初演ですから、ヘンデル(1685ー1759)晩年の作品です。ダヴィデ王に次ぐイスラエル全盛期の王だったソロモン王の王宮を中心にした物語だということです。
たしかに合唱は少なく、個々の配役による歌唱を中心に音楽が進行していきます。「メサイア」のように大きな見せ場はありませんが、晩年の作品らしく、穏やかで滋味豊かな作品だと思います。
全曲で約130分(CD2枚です)かかり、その間音楽鑑賞に集中することはできず、時に本を読みながらの完勝ですが、聴き終えて大きな満足感を得ることができました。

ガーディナーの演奏は、1984年の録音ですから、彼のヘンデルの中では初期の録音だと思います。
古楽器によるすっきりとした美しい演奏で、ワトキンソンら声楽陣のヴィブラートを排した歌唱もたいへん端正で美しく、ぼくのようなヘンデル初心者にとってはたいへん聴きやすい、有り難い演奏でした。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
言及ありがとうございます。
「ソロモン」は私も大好きです。(ガーディナーとロイス盤を持ってますが)
「テオドーラ」は、マクリーシュのを買って、少しずつ聴いているところです。
なかなかじっくり全曲を聴く時間がなくて・・・!
2枚組・3枚組が多くて、ハマるとお金が飛んで行く(笑)ヘンデルですから、お互い気をつけましょうね♪
REIKO
URL
2009/09/16 00:18
REIKOさん
おはようございます。
コメントを頂き、有難うございます。

ヘンデルのオラトリオ、CD2、3枚組なので、確かにお金と
聴く時間がかかりますね。自分は曲の途中で止めずに最後まで
聴いてしまいたい性格なので、中々聴く時間を持てず残念です。
しかしヘンデルのオラトリオは宝の山というか、自分にとって
はこれまで未発見だったダイヤモンドの鉱山を発見したような
気分です。どの曲にもそれなりの魅力を感じます。
「ソロモン」もすごく良かったですが、最初に聴いた「テオド
ーラ」は今でも忘れられないでいます。
アルトゥール
2009/09/17 06:43

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