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zoom RSS ガルネリ四重奏団のモーツァルト「弦楽四重奏曲第15番」

<<   作成日時 : 2009/12/13 17:11   >>

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今日の東京は、暖かった昨日から変わり、1日中曇り空の寒い日でした。
今日はガルネリ弦楽四重奏団(以下、「ガルネリSQ」と省略します)の演奏するモーツァルトの弦楽四重奏曲第15番ニ短調K421を鑑賞しました。1970年代半ばのRCAへの録音です。

モーツァルトの弦楽四重奏曲の第14番から19番までの「ハイドン・セット」は、甲乙つけがたい名曲揃いです。が、個人的には今日聴いた第15番K421と「不協和音」のニック・ネームを持つ19番が好きでいます。

第15番ですが、全体としては優雅な曲だと思います。しかし「優雅」の一言で片づけられない側面があるように思います。
この曲の場合、曲の途中で転調により曲想がガラッと変わってしまう個所が各楽章にあり、内容的に著しく充実した、目の詰まった作品になっているように思います。
ニ短調という短調で始まりながら途中ではっしとした曲調に変わる第1楽章、このガルネリSQ盤で10分を超える長さで優雅さと何かの深さが同居している第4楽章は、とりわけ充実しているのではないでしょうか。

ガルネリSQは今年2009年に解散したと伝えられるアメリカの名カルテットです。創立が1965年で、今年まで一度のメンバーチェンジもなく、約45年の長きにわたり活動してきました。
日本では、アメリカのカルテットというと第1にジュリアードSQ、第2にラサールSQという辺りが有名ですが、このガルネリSQについては、活動初期のルービンシュタインとの共演盤を除き、あまり知られないまま今日まで来たのではないでしょうか。
今日のモーツァルトを聴くと、かちっとした厳格なスタイルはジュリアードSQと似ているように思いますが、テンポは遅めで、余裕と風格が感じられます。「ガルネリ」の名称は、ブダペストSQのヴィオラ奏者、ボリス・クロイトの命名によるものだと聴いたことがありますが、そのとおりブダペストSQを思わせるものがあります。

ぼくは室内楽ファンですが、モーツァルトのハイドン・セットの演奏はあまりたくさん持っていません。現在所有してるのは、ブダペストSQ、ジュリアードSQの旧盤、ズスケSQ、アルバン・ベルクSQの旧盤、ウィーン・ムジークフェラインSQ、それにこのガルネリSQ盤の6種類です。ガルネリSQは最近購入したものです。
この中では、ジュリアードSQの旧盤とズスケSQ、とりわけ後者が好きで、この2種類があれば他は要らないと思ったりします。しかし今日聴いて、ガルネリSQ盤は決して捨てがたい演奏のように思いました。ズスケSQとジュリアードSQに次ぐ存在だと思います。

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