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zoom RSS スクロヴァチェフスキ/読響の演奏会(3月25日)

<<   作成日時 : 2010/03/26 18:07   >>

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昨日3月25日、東京・初台の東京オペラシティコンサートホールで行われたスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団(以下、読響」と省略します)に行ってきました。曲目はブルックナーの交響曲第8番でした。

ぼくがスクロヴァチェフスキのコンサートに行くのは、2007年4月17日の読響の定期演奏会以来でした。その時は彼が読響の常任指揮者に就任した記念演奏会でした。
そして今回は、スクロヴァチェフスキが読響の常任指揮者を退任する記念演奏会でした。
従ってぼくは、スクロヴァチェフスキが読響の常任指揮者に就任する時と退任する時のコンサートに行って、肝心の常任指揮者としてタクトを振っていた時期には一度も行かなかったことになります。その点はたいへん心残りです。

ところで、ぼくはブルックナーの交響曲第8番は大好きな曲ですが、実演で聴いたのは、2001年7月、あの朝比奈隆さんが亡くなられた年に、大阪フィルを率いて上京された時に聴いて以来でした。実に8年半ぶりのことです。

さて昨日の演奏会ですが、たいへん素晴らしい演奏会でした。
まず読響の演奏が良かったです。アンサンブルが非常に精緻でしたし、弦楽部が充実し、特に低弦部がブルックナーにふさわしい重厚なサウンドを出していました。ダイナミクスの幅も大きく、見事でした。

スクロヴァチェフスキの指揮ですが、なかなか引き締まった、練り上げられた演奏だった思います。オーケストラとの共同作業により細部まで詰めに詰めた演奏だったと思います。最晩年の朝比奈さんは悠然とした全くの自然体の演奏でしたが、スクロヴァチェフスキの演奏はちょうど朝比奈さんと対照的だったのではないでしょうか。
特に第3楽章の練り上げられた美しさ、第4楽章の引き締まった表現と怒涛の迫力、たいへん感動しました。

スクロヴァチェフスキは1923年10月3日生まれですから、現在86歳ということになります。しかし、いささかも衰えを感じさせることはなく、1時間半近く及ぶこの長い交響曲8番を最後まで精力的に振り通しました。まるで青年か壮年の指揮者を見るようでした。
今月で読響の常任指揮者を退任しますが(後任はフランス人指揮者シルヴァン・カンブルランです)、今年10月にまた来日して読響を振ります。いつまでも元気でいて、日本に来てほしいものだと思います。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
私もミスターSのファンで、聴きに行きました。
両日とも見事な演奏でした。最終日は桜の花束が綺麗でした。
たまるや
2010/03/27 11:31
たまるやさん
はじめまして。コメントを頂き有難うございます。

私は実は26日のサントリーホールの回に行きたかったのですが、
チケットを取ろうとした時サントリーホールの回は満席だっ
たので、25日のオペラシティの回に行ったのです。
本当にすばらしい演奏会で、行ってよかったと思います。
ミスターS、今年の10月のプログラムはブルックナーの
7番とシューベルトの未完成という、食指をそそられる
プログラムですね。また元気な姿を見せてほしいものです。
アルトゥール
2010/03/27 13:44
アルトゥールさん、こんにちは。

スクロヴァチェフスキのブルックナー8番は数年前にN響定期で聴きました。やはり素晴らしい演奏でしたね。同じ職人タイプのヴァントと比べても、そうそう引けを取らない実力者だと思います。ほんとに秋の7番は聴いて見たいですね。
ハルくん
2010/03/31 23:05
ハルくんさん
コメント有難うございます。
また返事が遅れ、申し訳ありませんでした。
スクロヴァチェフスキは本当に「職人」だと思います。
私はヴァントよりスクロヴァチェフスキの方が好きなのですよ。
ザールブリュッケン放送響とのブルックナー全集は、
完成度の高い名盤だと思います。
秋の読響定期、ぜひ行きたいものです。
アルトゥール
2010/04/03 18:26

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