クラシック音楽のある毎日

アクセスカウンタ

zoom RSS ハーディング指揮新日本フィルの演奏会(1月20日)

<<   作成日時 : 2012/01/22 17:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

先週は15日(日)だけでなく20日(金)にもコンサートに行きました。
ダニエル・ハーディング指揮新日本フィルハーモニー交響楽団(以下、「新日本フィル」)です。
場所は東京・墨田区のすみだトリフォニーホールでした。

このすみだトリフォニーホールは、東京では屈指のコンサートホールですが、ぼくが行くのは本当に久しぶりでした。
前に行ったのは10年以上も前のことでした。どうして行かないかというと、自宅から場所的に遠いのです。それでずっと足が遠のいていました。そのため、すみだトリフォニーホールを本拠地とする新日本フィルを聞くのも久しぶりでした。

そのすみだトリフォニーホールに行く気になったのは、20日の曲目がマーラーの交響曲第9番だったためです。
ぼくは昨年までマーラーがずっと苦手でした。マーラーの実演は聴いたことがありませんでした。
しかし昨年からマーラーを聴くようになりました。マーラーの1番から9番まで「大地の歌」の計10曲の交響曲を聴いて、マーラーの最高傑作は、世評通り交響曲第9番だと思いました。

ぼくはブルックナーの大ファンで、昨年までは、好きな交響曲を1曲挙げよと言われればブルックナーの第9番、3曲挙げよと言われればブルックナーの第7、8、9番だと言うほどでした。
しかし今では、好きな交響曲を3曲選ぶとしたら、ブルックナーの第7番に代えてマーラーの第9番を入れるでしょう。
それくらいこのマーラーの第9番を好きになったのです。

マーラーの第9番は彼岸の世界を思わせる第1楽章も魅力ですが、最大の魅力は第4楽章ではないでしょうか。
生から死へ、この世から天国へ、動から静へ、そして限りなるものから永遠へ旅立っていくような第4楽章は、本当に、言語に尽くせない楽章だと思います。

それでこの曲を実演でも聴きたいと思い、マーラーを得意としているらしいハーディング指揮新日本フィルの演奏を聴こうと思い、すみだトリフォニーホールに足を運んだのです。


さてハーディング指揮新日本フィルの演奏ですが、立派な演奏だったと思います。
ハーディングのこの曲を隅々まで熟知して、彼なりの解釈を確立しているのは分かりましたし、それはまた納得させられるものでした。
マーラーの第9番というと、録音では、個性が強い演奏、濃厚な演奏(カラヤン、バーンスタインが好例です)が多いように思いますが、ハーディングの指揮はあまり自分の個性を押し出すものではなく、少なくともぼくにとっては曲の再現としてふさわしいものでした。

新日本フィルの方は、CDではベルリン・フィルなどの大オーケストラで聴いているのですが、天下のベルリン・フィルと比べるのは暴論で、オケの団員の方々やファンの方に申し訳ないのですが、さすがにベルリン・フィルよりは落ちるかなあと感じました。
特に木管楽器には疑問を感じましたし、弦楽器も、もう少し力強さのようなものがあってもよいような気がしました。
しかしアンサンブルはよく、日本でも屈指の良いオーケストラであることは間違いありません。
特に第4楽章、その最後で曲が徐々に静寂の中に消えていくような個所の演奏は見事だったと思います。

この20日は東京で初雪が降った大変寒い1日でした。
ぼくは寒さに震えながらも、マーラーの交響曲第9番を生れてはじめて聴いたことに満足して帰宅しました。






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ハーディング指揮新日本フィルの演奏会(1月20日) クラシック音楽のある毎日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる