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zoom RSS ジュリアード四重奏団のシューマン「弦楽四重奏曲第2番」

<<   作成日時 : 2016/06/05 16:39   >>

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今日、関東地方は梅雨入りしたという報道がなされました。しかし夜に降っていた雨は朝に止み、昼には晴れて今日1日は好い天気でした。

今日は、ジュリアード四重奏団の演奏するシューマンの弦楽四重奏曲第2番を聴きました。1967年5月17、18日の録音です。

シューマンは生涯に3曲の弦楽四重奏曲を残していますが、いずれも「室内楽の年」と言われる1842年の作品です。
今日聴いた第2番は、急・緩・急・急の古典的な4楽章形式を取ります。
第1楽章は、温和な愉悦感のある楽章です。4人の奏者の穏やかな語り合いを聞くようです。
第2楽章は、緩徐楽章ですが、変奏曲形式を取ります。明るく、生き生きとした、それでいてどこか玄妙な感があります。やはり変奏曲形式で書かれた、ベートーヴェンの名曲・弦楽四重奏曲第12番の第2楽章を思い起こさせるものがあります。
第3楽章はスケルツォですが、ダイナミックさとともにユーモアも感じられます。
第4楽章も明るくダイナミックで、フィナーレに向けて迫力が出てきます。

シューマンはこの曲を作曲した前年の1841年にクララ・ヴィークと結婚していますが、この弦楽四重奏曲第2番には当時のシューマンの幸福な心境が反映されているようです。古典的な形式を守った上、内容も充実しており、なかなかの名作だと思います。

しかし、シューマンの弦楽四重奏曲というと、実演ではめったに取り上げられることはなく、録音にもあまり恵まれていません。ぼく自身は、今日聴いたジュリアード盤の他に、エラートのヴィア・ノヴァ四重奏団盤を持っているだけです。
シューマンというと、交響曲、ピアノ曲、それに歌曲に注目が集まるのかもしれませんが、実は室内楽にも傑作が多いように思います。今日聴いた弦楽四重奏曲第2番などはもっと注目されてよいように思います。もっともぼく自身がシューマンの弦楽四重奏曲の魅力に気づいたのはほんの数年前なので、あまり大きなことは言えないのですが…。

ジュリアード四重奏団は、録音当時、ロバート・マン(第1vn)、イシドア・コーエン(第2vn)、ラファエル・ヒリヤー(va)、クラウス・アダム(vc)というメンバーでした。一般には同四重奏団の黄金時代と言われるメンバーです。ぼく個人は、第1vnでリーダーのロバート・マン以外の3人が交代した70年代後半以降のジュリアード四重奏団にもそれなりの魅力を感じるのですが…。
それはともかく、このシューマンも全く非の打ちどころのない演奏です。ジュリアードというと、テクニックが万全という一方で機械的と評されることもありますが、本録音を聴く限り決してそんなことはありません。繊細な表現にも長けていることが分かります。

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