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zoom RSS シュワルツコップ/セルのR・シュトラウス「四つの最後の歌」

<<   作成日時 : 2017/01/22 18:27   >>

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今日の東京は晴天で昨日より暖かくなりました。管理人は妻と最寄りのスーパーに買い物に出かけたほかは、終日自宅で過ごしました。

今日聴いたのは、リヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」です。
演奏は、エリザベート・シュワルツコップ(S)とジョージ・セル指揮ベルリン放送交響楽団です。1965年9月、旧EMIへの録音です。

R・シュトラウスは、管理人にとってたいへん苦手な作曲家です。ムソルグスキー、ストラヴィンスキーと並び苦手ベスト(ワースト?)・スリーかもしれません。特に「アルプス交響曲」、「ツァラトゥストラかく語りき」、「英雄の生涯」 といったオーケストラ曲は、今までまるで共感できません。「ばらの騎士」「サロメ」等のオペラもあまり好きになれないでいます。そういうわけで、管理人は、R・シュトラウス のCDはほとんど持っていないのです。

管理人がR・シュトラウスの作品の中で唯一好んでいるのが、今日聴いた「四つの最後の歌」です。
同曲は、長命だったR・シュトラウス(1864-1949)が最晩年である1948年に作曲したものです。次の4曲で構成されています。

春(詩: ヘルマン・ヘッセ)
9月(詩: ヘッセ)
眠りにつこうとして(詩: ヘッセ)
夕映えの中で(詩: ヨーゼフ・アイフェンドルフ)

もっともライナーノート(高木正幸)によると、作曲されたのはアイフェンドルフの詩による「夕映えの中で」が最も早く、ヘッセの詩による3曲の方が後だとのことです。

管理人の持っているCDには歌詞対訳が付いていないので、詩の内容は分かりません(もっともネット検索すれば、詩の内容を紹介してくれるサイトが見つかるのでしょうが…)。
しかし4曲とも、しみじみとした、息の長い曲です。シュトラウスが、それまでの80年以上の人生の来し方を振り返って、深い感慨に耽っているという感があります(訳詞がないので、そのような曲なのかどうか分からないわけですが)。
とりわけ第4曲「夕映えの中で」が名曲だと思います。しみじみとして、深々として、息の長い曲想です。また死が間近に迫っているのを悟り、それを諦観とともに受け入れようとしている感があります。
上述のように「夕映えの中で」は4曲の中で最初に創作され、この曲を最後においたのは出版社のようですが、出版社の慧眼だと思います。

シュワルツコップとセルの共演は、昔から本曲の決定的名盤として有名なものです。
シュワルツコップ(1915-2006)は録音当時50歳ということになります。声の艶は失われつつあった時期かもしれませんが、美しいドイツ語の発声と、作曲者の心に寄り添った知性的なな演奏スタイルは健在で、セルの引き締まった伴奏とともに同曲の真価を明らかにした名演だと思います。

なお本CDには、「四つの最後の歌」に続いて、シュトラウスが若い時から晩年まで書き続けてきた歌曲が12曲収録されています。

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