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zoom RSS ミケランジェリのドビュッシー「映像」

<<   作成日時 : 2017/07/30 16:38   >>

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今日の東京は曇り空の1日で、少し雨が降りました。7月下旬というと1年の最も暑い時期のはずですが、今日は最高気温が30℃くらいという涼しいような1日でした。

今日聴いたのは、アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリの演奏するドビュッシー「映像第1集」と「映像第2集」です。1971年のDGへの録音です。

「映像第1集」は「水の反映」「ラモー讃」「動き」の3曲、「第2集」は「葉ずえを渡る鐘の音」「かくて月は廃寺に落つ」「金色の魚」の3曲から成ります。第1集は1905年、第2集は1907年の作曲で、ドビュッシー(1862ー1918)40代前半の油の乗った時期の作品です。
いずれも、表題になっている事物からドビュッシーがインスピレーションを得て、古典的な形式に囚われることなく、感受性の赴くままに自由に作曲したものです。印象派の作曲家ドビュッシーの面目躍如たるものがあります。ピアノの音色・表現力がよく生かされています。「前奏曲集」と並びドビュッシーのピアノ曲分野での代表的な作品と言えるのではないでしょうか。
今日のような夏の日は、ドビュッシーのピアノ曲を聴くのに適した季節なのではないでしょうか。
なお、管理人は、どちらかと言えば第1集より第2集の3曲を好んでいます。

管理人は長い間、ドビュッシー・ラヴェルのピアノ曲は、モノラル時代のギーゼキングで聴いてきました。そこへ、ここ数年入れ上げているのがミケランジェリです。ミケランジェリは、まず清澄でクリスタルなピアノの音に惹かれます。演奏は、端正で、明晰で、細部までコントロールされたデリケートなもの。テンポは極めて適切、と感じます。完璧主義者として有名だったミケランジェリらしい演奏です。またフランス的な香りとは無縁の演奏です。
管理人のドビュッシー観を言わせて頂きますと、ドビュッシーはフランス人というよりインターナショナル人というべき存在だったと思います。彼の感受性はフランス人だから、というのではなく、もっと普遍的なものだと思うのです。ベートーヴェンやブラームスがドイツ人であるのと違うのです。
ミケランジェリの一切の国籍と無関係な完璧主義的演奏は、管理人のドビュッシー観に適合しているのです。

もっとも、時にはコルトーとかサンソン・フランソワのようなフランスの香気溢れるドビュッシーをも聴きたくなることも事実で、その時はそうすれば良いのだと思います。


追記 本曲については、アラウ盤の記事を書いたことがあるので、その時の記事を自己トラックバックします。アラウの温かみのある音で弾かれたじっくりしたドビュッシーもまた、良いものです。




ドビュッシー:前奏曲集 第1巻、映像第1集、第2集
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