ぺルト「無伴奏合唱のための音楽」

ナクソスからアルヴォ・ペルトの新しい録音が発売されたので買ってみました。ノエル・エジソン指揮エローラ・フェスティヴァル・シンガーズによる「無伴奏合唱のための音楽」です。2006年6月の録音とのことです。同団体によるナクソスへのペルト作品の録音は2003年の「ベルリン・ミサ、他」に続く2枚目です。ペルトはシュニトケとともにぼくの好きな現代音楽の作曲家で、ECMから発売されたペルトの作品集は、これまでほぼ全て買ってきました。

今回は全8作品が聖書をテクストにした宗教曲です。また前回の「ベルリン・ミサ、他」は、大半がオーケストラによる伴奏つきでしたが、今回は全8曲とも無伴奏合唱です。収録曲は最も長いのが「トリオディオン」で約13分30秒。それ以外では約10分30秒の「勝利の後で」を除き、5~7分の小品です。また最も古いものでも1994年作曲と新しい曲ばかりです。

ペルトの音楽というとよく「静寂」とか「静寂の中の緊張」という言葉で形容されます。それはもちろんですが、ぼくは、敬虔な祈り(宗教曲なので当然かもしれませんが)と、安らぎのようなもの、それに東洋的な禅の世界のようなものまで感じてしまいます。本当に不思議な音楽です。
今回の作品集では「トリオディオン」「ヌンク・ディオミッティス」「わたしのまことの葡萄の木」などが印象に残りました。

演奏のエローラ・フェスティバル・シンガーズはノエル・エジソン自身によって1980年に設立されたカナダの団体で、敬虔で晴朗な演奏を聞かせてくれます。

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