子供のゴールデン・エイジ

今日、小5の息子と互先(ハンディなしという意味です)の囲碁を打ち、先週に続けて負かされてしまった。もはや完全に追いつかれ、息子の方がややぼくよりもやや強い、というのが正直なところだと思う。息子からハンディをもらう日も遠くないようだ。

サッカーでは、小学校高学年の子ども、9~12歳の子どもを「ゴールデン・エイジ」と呼ぶ、と聞いたことがある。この年齢の子は成長がものすごく早いので、この時期にサッカーの基礎技術を徹底して身に付けされるとよい、ということのようだ。この「ゴールデン・エイジ」ということは、サッカーに限らず、野球、スケートなど各種のスポーツ、それにスポーツだけでな、くピアノ、ヴァイオリンの演奏技術とか囲碁・将棋の実力、読書の能力、さらに学力についてまで、言えるのではないだろうか。さらに技術だけでなく感性のようなものまで、この年代で磨かれるものが多いように思う。
実際、最近の息子の囲碁の実力は、父であるぼくが驚くほど伸びている。ぼくも囲碁は10年くらい前、プロのタイトル経験者に5子(ハンディの一種です)で勝ったことがあるから、場所によっては高段者としては扱ってもらえるかもしれない。しかしぼくは現在の実力を身につけるまでかなりの時間がかかった。息子は、ぼくが20代の頃に1年かかってつけた実力を1ヶ月以内でつけているような印象だ。もっとも囲碁のプロになるような子どもは、息子よりずっとすごいんだろうけど。

こういう息子の状態を目の当たりにするのは、もちろん嬉しいことだけれど、同時に「もう自分の時代じゃない」という寂しさもある。40代のぼくが20代の若者に体力・知力の両面で負けるのは分かっていたけれど、小5の息子にも負けるとは…。これからぼくが社会の中で勝負をしていく、というより、サバイバルしていくためには、体力や知力ではなく、これまでの経験とか経験から得られた直感のようなものを頼りにするしかないのだろう。蓄えてきた知識とかスキルは確実に役に立たなくなっていく。変化がもっとも激しい時代に、この有様では、つらいことだ。

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この記事へのコメント

2007年01月24日 19:12
 アルトゥールさん。お久し振りです。ご子息、囲碁がお強いようで、私も何か嬉しいですね。私の友人は皆強くて私だけが相手にしてもらえないというのが現実です。みんなアマチュアの5、6段なんですよ。私は・・・恥かしくて書けません。でもアルトゥールさん、ご子息将来が楽しみですね。脳の思考の広がりは多方面にその可能性を発揮しますから・・・囲碁は右脳を刺激します。私の親しくしていた同僚は、英語の教師から転向して世田谷区の市民センターで小学生たちに囲碁の指導をしています。是非お子様の才能を伸ばしてください。少子化の時代。子供たちは日本の宝です。
 わが国の毎日起こるダメな親と、ダメな子供の犯罪に憂える昨今です。
2007年01月24日 22:18
my favoite storiesさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

私の息子が囲碁が強いのではなく、私が弱くなった
又は元々弱いのかもしれません。
囲碁は、どうもオタクのようなイメージ
があるようで残念に思います。
my favorite storiesさんが示唆
されているように、囲碁は、大局観ひいては
物事を見る目を養ったり、落ち着いた心理を
持つのに役立つように思います。
御友人は世田谷区の市民センターでお勤めですか。
実は私は、世田谷区に近接した市に住んでいます。
ひょっとしたらお知り合いになれる機会があるかも知れません。

ダメな親、ダメな子供、本当に同感です。
かといって昔は良かったとばかり言う論調にも
私個人は抵抗がありますが。

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