ラグビーW杯開幕、アルゼンチン勝利!

フランスで行われる第6回ラグビー・ワールドカップは9月7日(日本時間9月8日未明)開幕した。開幕戦で、アルゼンチンが開催国フランスを17対12(前半17対9)で破る番狂わせを演じた。

サッカーに比べるとラグビーでは番狂わせはずっと少ない。身体と身体がぶつかり合うという競技の性質上、彼我の体力の差がどうしても物を言うからだ。だが今回のW杯では、サッカー大国アルゼンチンが開催国で優勝候補の一角とも目されるフランスを破るという番狂わせを演じた。

アルゼンチンの戦法は徹底していた。もっぱらキックで前に出るという戦法だ。キックの上げる位置がほとんどの場合良い位置で、チェーサーのキャッチも上手かった。ボールをキャッチすると、フォワード(FW)・バックス(BK)一体となって、スピードのあるエキサイティングなプレーを見せた。フランスは対応に苦しみ、前半は大半の時間を自陣でプレーする羽目に陥った。後半ようやくキックに慣れてきて、FWがモール(数人のプレーヤーが立ったまま一塊となってボールを前に運ぶプレーを言います)で押し込むようなプレーを見せたものの、アルゼンチンの堅い守りに阻まれた。トライは前半のアルゼンチン・フルバック(FB)コルレトの1本に終わったものの、アルゼンチンの完勝といって良い内容だった。アルゼンチンはすべての選手がすばらしいプレーを見せた。逆にフランスは、8万人もの観衆の応援を得ながら、全く良いところなしだった。

アルゼンチンのサッカーは、W杯で94年以降ベスト4にすら進出できないというふがいない状態が続いている。アルゼンチンの人々は、今回のラグビーでの勝利に少しは溜飲を下げたのではないだろうか。

アルゼンチンの勝因は戦術の徹底にあると思う。キックでの前進とすばやい戻りによる堅い守りという戦術だ。個々の能力で劣るチームが格上のチームに勝利を収めるためには、戦術を確立し、それを正確に実行する他はない。個々の能力で劣るチームが個々の選手の判断に頼っているようでは勝ち目はない(サッカーの話になって恐縮ですが、ぼくはこの点でジーコ前監督時代のサッカー日本代表に疑問を感じていました)。

アルゼンチンの勝利は、ジョン・カーワン・ヘッドコーチ率いる日本代表にも大いに参考になると思う。日本代表の勝利は、的確な戦術を立て、それを正確に実行することができるかにかかっていると思う。

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