アラウのショパン「舟歌」

今日は5連休の4日目ですが、東京は晴れたり曇ったりの1日でした。
この5連休の過ごし方ですが、ぼくは、初日が息子の文化祭とJリーグの観戦、2日目が妻に靴とサングラスを買いたいので付き合ってほしいと言われ新宿に買い物に出かけました(結局サングラスを買ったのみで終わりました)が、3日目の昨日と4日目の今日は、もっぱら自宅で、仕事関係の本や資料を読んで過ごしています。

今日は、クラウディオ・アラウのショパン「舟歌」作品60を聴きました。1980年8月18-21日の録音です。
実際は「舟歌」だけでなく、バラード4曲、舟歌、幻想曲と続けて聴いたのですが、舟歌のみを記事にします。

「舟歌」バルカローレですが、ピアニストに、ショパンの全作品の中でいちばん好きな曲のアンケートを取ったところ、1位を取ったというエピソードのあるくらい人気のある作品です。
ぼくも大好きです。ショパンの全作品の中でいちばん好きな作品を問われたら、夜想曲第13番作品48の1と舟歌を候補として考えると思います。

実際、和声の精妙さ、色彩感の豊かさ、構成の堅固さ、そして旋律の美しさなど、「舟歌」の魅力はいくらでも挙げることができます。
ぼくはこの曲を初めて聴いたのが10代の時でした。以来30年以上にわたってこの曲を聴き続けていますが、今でも聴くたびに新鮮な感動を得ることができます。何か天上の音楽のように感じられます。

アラウの演奏ですが、クリアの音色とじっくりしたテンポで、ペダルの使い方も見事で、たいへん魅力的な演奏だと思います。
アラウというと、ベートーヴェン、ブラームスというドイツ・オーストリア系の音楽を得意にしたというイメージが強いですが、ショパンもまたすぐれた出来なのではないでしょうか。
アラウの持ち前のクリアな音色で奏でられるショパンは、聴けば聴くほど味わい深いものです。ルービンシュタインのロマンティックなショパンが最高級のワインだとすれば、アラウのショパンは熟成した年代物のウイスキーのようなものです。
ぼくは近年まで、アラウのショパンというと重い演奏のように思えてあまり魅力を感じなかったのですが、年齢を重ねるにつれてだんだん魅せられるようになりました。今日聴いたバラード、舟歌、幻想曲、いずれも名演だと思います。他にも夜想曲やインバルとのピアノ協奏曲など、いずれも独自の魅力を持った演奏だと思います。

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