行く年、来る年2009

今日は12月30日です。今年平成21年は、今日を含め残り2日となりました。

今年はどんな年だったのでしょうか?
日本で民主党に政権が交代し、またアメリカでも民主党のオバマ大統領が就任したという、後世からみると歴史上記憶されるべきだと思います。

また個人的には、母が永眠したり、仕事が忙しかったりと、公私ともに慌しい1年でした。

本ブログでは、クラシック音楽を中心に、読書、子供、サッカーの話題などを取り上げていますが、クラシック音楽の鑑賞時間という点では、例年より質・量ともに満足できる1年だったとはとても言えません。

今年はヘンデル、ハイドン、メンデルスゾーンの記念イヤーということで、年始にはこの3人の作品を力を入れて聴こうと思っていました。
その成果はというと、ヘンデルのオラトリオという昨年までほぼ馴染みのなかった分野を発掘することができました。これまで全曲を聴いたことのあるヘンデルのオラトリオといえば、「メサイア」のほか、せいぜい「マカベウスのユダ」くらいだったぼくですが、「テオドーラ」「ソロモン」「エジプトのイスラエル人」「サウル」「ベルシャザール」とCDを購入し、いずれも全曲を聴くことができました(この中で、「テオドーラ」と「サムソン」についてはブログ記事を書いています)。ヘンデルの未聴のオラトリオはまだまだあるようで、それらのCDを1曲1曲買って聴いていくのは、ぼくの今後の人生の楽しみです。
またハイドンの弦楽四重奏曲を1番まで83番まで通した聴いた(演奏はNAXOSのコダーイSQでした)という、楽しい経験をすることができました。
さらにこれまであまり馴染みのなかったメンデルスゾーンの室内楽で、何曲かの佳曲を発見することができました。

しかしヘンデル、ハイドン、メンデルスゾーンの上記以外はというと、何も聴くことができなかったに等しいのです。ヘンデルのオペラや、ハイドンの交響曲全集・ピアノ三重奏曲全集は、CDを買うこともなく、年の終わりを迎えました。メンデルソゾーンも、オラトリオや歌曲といった歌物は聴かずじまいに終わりました。
公私ともに忙しかったので仕方がなかったのですが、これらの分野は今後の人生の楽しみに取っておいたことにしようと思っています。

またクラシックのコンサートは、4回(行った順にカルミナSQ、尾高忠明指揮読売日響、ライプツィヒSQ、古典SQ)行ったに止まりました。

また読書の面でも不満の残る1年でした。
読むことのできた大作といえば、フィクションで村上春樹『1Q84』(新潮社)、ノン・フィクションでトーマス・フリードマン『グリーン革命』(日本経済新聞出版社)くらいでした(『1Q84』については本ブログに記事を書きましたが、『グリーン革命』については記事を書かずじまいに終わりました)。あまり読書に時間の割くことのできない1年だったのです。
そうした中、吉見俊哉『ポスト戦後社会』(岩波新書)をはじめ、新書分野で心に残る本を何冊か読むことができました。


さて来年ですが、少なくとも今年よりは多くの音楽を聴き、多くの本を読みたいと思っています。
音楽では、バッハ、ヘンデル、ハイドン、それにショスタコーヴィチに注目して聴いていきたいと思っています。来年はショパン、シューマンの生誕200年の記念イヤーとのことですが、ショパンとシューマンはこれまでたくさん聴いてきた作曲家なので(本ブログでも多くの記事を書いているはずです)、記念イヤーにとらわれずに聴いていきたいと思います。
またジャック・アタリ『21世紀の歴史』(作品社)、グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』(日経BP社)など、たいへん興味がありながら今年読むことのできなかった本が何冊かあります。それらは来年ぜひ読みたいと思っています。

最後に、来年は4年に1度の祭典、サッカーW杯の年です。ぼくのようなサッカー・ファンにとっては、本当に4年に1度の楽しみです。いつまでも記憶に残るような名勝負を期待したいものです。
日本代表には何とか決勝トーナメントに勝ち残ってほしいものです(オランダと引き分け、カメルーンとデンマークに1勝1分けで、合計1勝2分けでの決勝トーナメント進出を期待しているのですが、どうなるでしょうか?)。

この記事が今年最後のエントリーになると思います。

このブログを御覧になった皆様がよいお年をお迎えになるよう、心よりお祈り申し上げます。

なお今年実母が永眠したため、本ブログでは年始の挨拶を自粛する予定です。御了承の程お願い申し上げます。



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この記事へのコメント

2009年12月30日 21:46
アルトゥールさま


こんばんは。
今年もいろいろと激動の1年でしたがお疲れさまでした。

1Q84、私も久しぶりにムラカミワールドにはまった作品でした。来年の夏に3作目が発売知れますし、秋には「ノルウェイの森」の映画版が公開されますので楽しみがまた待ってますね。

音楽ではアルトゥールさんのようにもっと室内楽を聴きたかったのですが
ゲヴァントハウスSQくらいしかまともにCDを聴かなかったかもしれません。
良いのがあればご教示ください。

来年の記事もまた楽しみにしております。




2009年12月30日 21:56
ニョッキさん。
コメントを頂き、有難うございます。
私は「海辺のカフカ」や「ねじまき鳥クロニクル」は読んでいない
ので、「1Q84」は本当に久しぶりの村上春樹でした。
「ノルウェイの森」の頃から大きく進化していると思いました。
来年出る続編は楽しみです。

バレンボイムのベートーヴェンも私は好きでいます。ニョッキさん
のブログはたいへん有益です。
来年もよろしくお願い申し上げます。
2009年12月31日 16:16
アルトゥールさま こんにちは

アルトゥールさんにとって、今年は色々な意味で記憶に残る年になるでしょうね~。お母さまの永眠、子供にとって、これほど寂しいことはないかと思います。ご冥福をお祈りいたします。

アルトゥールさんの聴かれている音楽には、非常に大きな影響を受けていまして、ラサール四重奏団のベトベン、ケンプフのシュベルト、きっとお正月の期間にまた聴くかと思います。

今年も色々とお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします~。

ミ(`w´彡)
2009年12月31日 18:33
rudolf2006さま
暖かいお言葉をを頂き、有難うございます。
ラサール四重奏団、ケンプフ、気に入って頂いて嬉しいです。
特にラサール四重奏団は、私の聴いた限りでは、凡演がない
のではないかと思うくらい、いつも完成された演奏を聴かせて
くれます。
お正月は、のんびりとリフレッシュされて下さいね。
私は年末の大掃除が終わり、たった今、お正月にワーグナー
でも聴けたらいいな…と、夢のようなことを考えているところです。

末尾になりましたが、来年も宜しくお願い申し上げます。

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