W杯予想Ⅰ――E組

画像来月6月11日、いよいよサッカー南アフリカW杯が開幕する。

ぼくのようなサッカーファンにとっては4年に1回の楽しみである。全64試合を観戦することは無理だと思うが、DVD録画を利用して、64試合の半分は観戦したいと思っている。6月は眠い毎日になりそうだ。

書店に行くとW杯関係の本がたくさん出ているようだし、ネットでもW杯関係の記事が目に付くようになってきた。ファンの間では、優勝国はどこなのか、日本代表はどこまで行けるのか、今、盛り上がっているのではないだろうか。本ブログでは、グループ・リーグの各組でどこが決勝トーナメントに勝ち抜くのか、最後に優勝を飾るのはどこのなのか、ぼく独自の予想を立ててみたい。
試合を見るだけでなく、こういった予想をすること自体が4年に1回の楽しみである。

最初の今回は、日本が入っているE組に予想をしたい。
E組に入ったのは次の4ヶ国である。

 オランダ、デンマーク、日本、カメルーン

この中で決勝トーナメントに勝ち上がるのは、ぼくの予想では、

 オランダ、日本

である。

日本代表の評価は、世界的にも日本国内でも低いようだ。今回は残りの3ヶ国がいずれも強敵の上、今年に入ってからの日本代表のパフォーマンスが低いことが原因だ。

W杯のグループリーグを勝ち抜くには、これまでの歴史から見て、最低でも1勝2分けの勝ち点5が必要だ。1勝1敗1分けの勝ち点4ではほぼ不可能だ。1試合でも敗れた場合は、残りの2試合に勝利し、2勝1敗で勝ち点6を得ることが必要になる。

日本代表の今回の相手国の戦力から見て、2勝を挙げることは非常に困難だ。1勝2分けの勝ち点5を狙うことが現実的な目標だと思う。

オランダに対しては実力差から見て、引き分けることができれば上出来だろう。むしろ引き分け狙いの試合運びをするべきだ。とすると、デンマークとカメルーンの2ヶ国のどちらかから勝利を挙げ、どちらかと引き分けることが必要になる。

デンマークとカメルーンは対照的な試合をする。デンマークが固い組織力に裏付けられた守備的なサッカーをするのに対し、カメルーンはFWエトーを始めとする高い個人の能力に裏付けられた攻撃が得意だ。
両国のどちらかが日本がやりやすいかといえば、カメルーンではないだろうか。

日本は伝統的に、守備的でカウンター攻撃が得意なチームに弱い。現在の岡田ジャパンは、アジア最終予選や惨敗したセルビア戦を見る限り、特にそういう面があるようだ。

なぜ日本はカウンター攻撃に弱いのか?
あくまでも岡田ジャパンに限っての話だが、遠藤、長谷部のボランチと、長友、内田(駒野)の両SBが高い位置でプレーをしている。特に長友、内田は、攻撃の場面でFWと同じ高さまで上っていることがよく見受けられる。そのため相手のボールを奪われ、カウンターされた場合、守備が人数的に足りないケースが出てしまうのだ。
だからといって両SBとボランチの位置を下げてしまうと、日本得意の細かくパスをつないで前進していくスタイルが困難になってしまう。日本は世界レベルを相手に個人の能力で突破できる選手がおらず、FWの決定力がないため、人数をかけて前進していくスタイルを取らざるを得ない。
日本の現在の攻撃スタイルは、カウンターを受けた時の脆さと裏腹なのだ。

とすれば、守備的でカウンターを得意にするデンマークは、日本にとってやりにくい相手といえる。
カメルーンは爆発的な攻撃力を持っているが、今年1月のアフリカ選手権で準々決勝でエジプトに3失点を喫して敗れた(チュニジアとも2失点を喫して引き分けている)ことから見て、守備はあまり強くないのではないか。
日本の持ち味である細かくパスをつなぐプレーで前進し、得意のセットからの得点を狙えば勝算はあると見る。

そのように考えると初戦がカメルーンであるのは、スケジュール的に恵まれたと思う。
カメルーンに勝ち、残り2試合を引き分け狙いの試合をして引き分け、1勝2分けでグループリーグを突破するというシナリオを描くことができるからだ。

では、どのようにすれば、オランダ、デンマークと引き分けることができるか?
1つの作戦として、3バックにすることが考えられないだろうか。中沢、闘莉王に加え、岩政(または今野)を起用し、最終ラインを3人にする。そして長友、内田の両SBを低い位置でサイドの防御に集中させ、5人がかりで守るという非常に守備的な布陣を取るのだ。さらにボランチの遠藤、長谷部も低い位置でプレスをかけ、あまり上らないようにする。
要するに得点を取りに行くのではなく、最初からスコアレスドローを狙う布陣だ。しかし攻撃力では世界屈指のオランダを相手に引き分けに持ち込むためには、最も現実的な戦術だと思う。見ていて面白くない戦法だが、美しい試合をしても負けてしまっては意味がない。
相手のオランダは優勝を狙っているから、グループリーグはそんなに全力で来ないだろうし、デンマークは攻撃力はあまり高くない。

このように考えれば、日本のグループリーグ突破は決して不可能ではないと思う。

E組の残りの1ヶ国は、実力的にみてオランダだろう。ただし、チャンピオンズ・リーグやセリエAで絶好調のFWロッベンやMFスナイデルは、疲れやモチベーションの問題からあまり活躍できないかもしれない。しかしファンマルクバイク監督は、そのような点をも考慮してチーム作りを進めているはずだ。
現実にロッベンが不調でもファンペルシーが故障から復活したはずだし、スナイデルが不調でもファンデルファールトがいる。初戦のデンマーク戦は相手の堅守を崩すことができずに引き分けるかもしれないが、日本、カメルーンのどちらか(またはその両方)には順調に勝利を収め、それでも予選を突破すると思う。

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