W杯予想Ⅱ――A組

昨日に続き、南アW杯のグループリーグの予想をします。今回はA組です。

A組に入ったのは、

 南アフリカ(以下南ア)、メキシコ、ウルグアイ、フランス

の4ヶ国である。

この中でぼくが決勝トーナメント進出を予想するのは、

 南ア、メキシコ

の2ヶ国である。
A組では前回ドイツ大会準優勝のフランスが敗退するという番狂わせが起きると見る。

開催国南アの前評判は低い。FIFAランキングでは、今大会に出場する32ヶ国の中で31位と低い。大会史上初めて開催国がグループリーグで敗退するのではないかとささやかれている。戦力的にも、アフリカの出場諸国の中では個々の選手の能力が劣るようだ。

だが、サッカーの世界ではホームアドバンテージは、日本人の想像以上に大きい。ぼくはラグビーも好きなので知っているのだが、南アという国におけるホームアドバンテージは他のどの国よりも大きい(南アはラグビーは、95年、07年とW杯で2回優勝した強国である)。ラグビー王国と言われるニュージーランドのラグビー代表は、その全盛期でも、南ア国内で南ア代表に勝つことは至難だった。
今回のW杯でも、南アが熱狂的な大観衆の応援をバックにサプライズを起こすのではないだろうか。

日程を見ると、南アは、メキシコ、ウルグアイ、フランスの順に対戦する。
昨日の記事で述べたように、決勝トーナメントに進出するためには1勝2分けの勝ち点5の成績を残せばよい。南アとしては、メキシコ、ウルグアイのどちらかに勝ち、どちらかと引き分けて、リーグ最終戦でフランスと引き分ければ、決勝トーナメント進出を果たすことができることになる。
そしてそのことは十分可能だと思う。

特にウルグアイは南米予選の成績を見ると、非常に不安定な足取りを残している。またウルグアイはこれまでのW杯で、南米予選の突破で力を使い果たしてしまい、W杯本番で良い成績を残すことができないでいる(その典型が日韓大会だった)。戦力的にもリーガ・エスパニョーラで活躍するFWフォルラン頼みで、フォルランを封じられた時どうするのか定かでない。
南アがウルグアイから勝利を収めることは十分考えられる。

このA組で本命視されるのは、もちろんフランスだ。
だがフランスはジダン引退後は不振に陥っている。EURO2008はグループリーグで敗退し、W杯予選でも、得点欠乏症に悩まされ、アイルランドとのプレーオフをアンリの「神の手ゴール」でやっと突破するという有様だった。ジダン引退後伸びた選手といえばバイエルンのMFリベリくらいと言ってもよい。肝心のアンリが衰えたのは痛く、アンリとリベリの相性も定かでない。またドイツ大会準優勝にジダンとともに大きく貢献した、マケレレ、ビエラの両守備的MFに代わる選手がまだ現れないのも不安材料だ。
そして何よりも、ドメネク監督と選手の間、選手相互間がしっくりいっておらず、組織力に問題を抱えているのは大きな不安材料だ。
初戦のウルグアイには勝てるかもしれない(引き分けかもしれない)が、メキシコに敗れるか引き分け、南アと引き分けて、1勝1敗1分け、3分け、1敗2分け、といった成績でグループリーグで姿を消すことは十分考えられると思う。

最後にメキシコだが、この国は、これまでのW杯で5大会続けて決勝トーナメント進出を果たすというコンスタントな成績を残している。MFドスサントスという有望若手が現れたという明るい材料もあるし、メンバーの半分以上が国内リーグ所属なので、対戦相手にとっては分析しにくいというアドバンテージもある。フランスとウルグアイのどちらか、またはその両方から勝利を挙げて、今大会も決勝トーナメント進出を果たすと見る。

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