W杯、オランダ、ブラジルを破る

7月2日ポートエリザベスで行われた、南アW杯の準々決勝、ブラジル対オランダをテレビ観戦した。

前半の立ち上がりはブラジルが巧いパス回しで優位に見えた。
10分、ブラジルはボランチのフェリペ・メロの長い縦へのパスが通り、ロビーニョがゴール。1対0と先制した。
オランダは反撃しようとするが、ブラジルの守りが堅く、攻めあぐんだ。スナイデルもロッベンも、相手のマークが厳しく、何もできないに等しかった。

ブラジルは30分、ロビーニョが見事な突破からカカが強烈なシュートを放ったが、これはオランダGKステケレンブルフがファイン・セーブで防いだ。さらにロス・タイムにもSBのマイコンがトップ・スピードで上がり、鋭いシュートを放ったが、ステケレンブルフにはじかれた。
1対0のまま前半終了となった。

後半8分、オランダのスナイデルの放ったクロスを、ブラジルのGKとDFが重なってしまい、オウン・ゴール(フィリペ・メロのオウン・ゴールと判定された)。
これでゲームの流れが変わった、前半良いところがなかったオランダにリズムが出てきて、互角の試合内容となった。
23分オランダはロッベンのCKをカイトが頭で合わせてコースを変え、スナイデルがヘディング・シュート。見事な個人技でリードを奪った。

この頃から、オランダ選手のオーバーアクションなどのラフ・プレーにブラジルが苛立つようになった。28分ロッベンのマークだったフィリペ・メロがレッド・カードを受け、ブラジルは10人となった。
ブラジルはFWニウマールを投入するなど攻勢に出ようとするが、焦りが目立ち、規律のある攻撃ができなくなった。38分カカが1人で抜け出しシュートを放ったが及ばず。
そのままオランダが逃げ切り、2対1で勝利を収めた。


W杯の怖さだ。
決勝トーナメント1回戦まで圧倒的な強さで、優勝候補筆頭と思われたブラジルが敗れた。
実力で敗れたとは思えない。
後半立ち上がりの不運なオウン・ゴールで試合の流れが変わってしまった。ブラジルにとって不運な敗戦だった。
オランダがブラジルより運が良かったのが最大の勝因と言える試合だった。

ただし後半リードを許してからのブラジルは冷静さを失った。敗因を求めるとすれば、そこだろう。オーバーな倒れ込みなどオランダの老獪な試合運びにやられたといえるかもしれない。

これでブラジルは、2大会連続して、優勝候補の筆頭に挙げられながらベスト8止まりだったことになる。国民の失望はとてつもなく大きいはずだ。

オランダは苦しかった前半、GKステケレンブルフがの少なくとも2回の好守で失点を1点に抑えた。ステケレンブルフは勝利の蔭の立役者と言えるだろう。
オランダのGKといえば、10年以上にわたりファンデルサールが不動の地位を占めていたが、ファンデルサールは良い後継者を得た。

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