W杯、アルゼンチン対ドイツ

7月3日ケープタウンで行われた南アW杯準々決勝、アルゼンチン対ドイツをテレビ観戦した。
既報の通り、4対0でドイツが完勝した。
ずっとアルゼンチンを応援してきたぼくにとっては辛い敗戦だ。

ドイツの得点は次の通りだった。
 前半3分、ミュラー
 後半23分 クローゼ
 後半29分 フリードリヒ
 後半44分 クローゼ

立ち上がり、いきなりシュヴァインシュタイガーのFKからミュラーがヘディングで1点を先取した。
出鼻をくじかれたアルゼンチンだが、次第に落ち着きを取り戻し、前半20分頃から後半20分頃までは、相手ボールをたびたび奪い、攻勢だった。
だが、1点を取ることができなかった。
メルテザッカー、フリードリヒ、ラームらドイツDF陣の守備が堅固だった。
一言で言えば、ドイツの守備がアルゼンチンの攻撃を上回ったということだ。

後半23分にクローゼに2点目を奪われると、アルゼンチンの動きは目だって鈍くなった。終わってみると、ドイツに実に4点を奪われるという大敗だった。
アルゼンチンは、前半20分過ぎから後半20分まで、45分もの間攻め続けたことで、攻め疲れを起こしたような印象だった。

恐れていたことが現実になったような気がする。マラドーナ監督率いる今大会のアルゼンチンは、メッシをはじめ、個々の能力に秀でた選手を揃えていた。負け惜しみではなく、個人個人の比較ではドイツを上回っていたように思う。
だが組織力がなかった。攻撃はもっぱら個人の判断に任され、こうやって点を取るという戦術は存在しなかった。それがボール支配で上回りながら、無得点に抑えられるという結果を招いた。

ビエルサ監督が率いた02年大会、ペケルマン監督が率いた06年大会のアルゼンチンは、(それぞれ違う戦術だったが)戦術的な攻撃を見せたが、結果が伴わなかった。マラドーナ監督としては、好意的に解釈すれば、もっと選手の能力を信頼して、自由に好きにやらせろ、という考えだったのかもしれない。
だがその結果は、最悪かそれに近い終戦だった。

反対に、ドイツの守りの堅さと決定力の高さは、おそろしくハイレベルだった。ドイツ伝統の完成度の高いチームだ。特に、イングランドとアルゼンチンからともに4点を奪ったことから分かるように、決定力が高い。
オランダ、ウルグアイ、ドイツ、スペインと4強がそろったわけだが、現時点ではドイツが栄光のトロフィーに一番近い位置にいるのではないだろうか。

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