ブレンデル/アバドのブラームス「ピアノ協奏曲第1番」

今日4月30日はゴールデン・ウィークの3日目です。今年のゴールデン・ウィーク前半は、良く晴れた好天気に恵まれました。

今日はブラームスのピアノ協奏曲第1番二短調作品15です。演奏はアルフレート・ブレンデル(p)とクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。1986年9月6~9日の旧Philipsへの録音です。

ブラームスは2曲のピアノ協奏曲を作曲しましたが、今日聴いたのは作品番号で分かるようにブラームス青年期に書かれた第1番です。
青年期に書かれたからと言って未熟ではなく、非常に充実した作品です。第1楽章は、演奏時間で全体半分近くを占める長大さですが、若々しさ、豪快さ、叙情性を合わせ持った魅力的な楽章です。第2楽章は緩徐楽章ですが、叙情的で美しく、のどかな感のする楽章です。第3楽章の高速道路を突っ走るような曲想も魅力的です。

本ブログの読者の方はブラームスの2曲のピアノ協奏曲のうちどちらをお好みでしょうか。
管理人はどちらかと言えば第2番の方が好きなのですが、ブレンデル自身は1番の方が好きだと述べていたのを読んだことがあります。両曲がいずれ劣らぬ名曲であるのは間違いありません。

今日聴いたブレンデルとアバド/ベルリン・フィルの共演は、本曲の理想的な名演だと思います。ブラームスのピアノ協奏曲はピアノ付きの交響曲と言われるくらいオーケストラの果たす役割が重要ですが、ブラームスを得意にしていたアバド/ベルリン・フィルのバックは非常に充実しています。
管理人は今年3月、ユジャ・ワン(p)とズヴェーデン指揮ニューヨーク・フィルの本曲の生演奏を聴きましたが、あの時名演だと感じたのはオーケストラの演奏が良かったせいが大きかったのだろうと思います。
本録音でアバド/ベルリン・フィルの理想的なバックを得たブレンデルは、奔放になるようなことは一切なく、知的にコントロールされた演奏を聴かしてくれます。知性派だったブレンデルらしい名演です。

管理人は本曲の録音を7種類以上持っていますが、その中でベストだと思うのが本録音、次がルドルフ・ゼルキンとオーマンディ/フィラデルフィア管の演奏だと思います。それくらい本録音には惚れ込んでいるのです。
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ユニバーサル ミュージック クラシック
2005-06-22
ブレンデル(アルフレッド)

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック