イストミン/スターン/ローズのブラームス「ピアノ三重奏曲第2番」

今日日曜の東京は午前中は雨でしたが、昼に雨は上がりました。気温は低下し、本格的な秋の到来を感じさせる1日です。

今日の1曲は、ブラームスのピアノ三重奏曲第2番ハ長調作品87です。演奏は、ユージン・イストミン(p)、アイザック・スターン(vn)、レオナード・ローズ(vc)です。1964年2月28日の録音です。
前回スターンの演奏するブラームスのヴァイオリン・ソナタを聴いて感心・感動したので、スターンの演奏するブラームスの別の曲も聴いてみようと思ったのです。

ブラームスは生涯で3曲のピアノ・トリオを作曲しましたが、作曲時期は青年期・壮年期・老年期とそれぞれ異なっており、今日聴いた第2番は1880年から1882年というブラームス(1832ー1893)壮年期の作品です。同時期に有名なピアノ協奏曲第2番が作曲されており、ブラームスの作曲人生の中で最盛期の作品と言えると思います。

本曲は急・緩・急・急という典型的な4楽章を取ります。特に緩徐楽章である第2楽章が変奏曲形式をとっており、晩年のブラームスのような哀感を時折漂わせた、美しい楽章になっています。
第2楽章だけでなく他の楽章も充実しています。第4楽章の盛り上がりようなど見事です。全曲を通じて充実した、最盛期のブラームスらしい名曲だと思います。

イストミン、スターン、ローズの3人は、しばしば室内楽の分野で共演していました。呼吸ももちろんぴったりで、誰が前に出るというのではなくアンサンブルとして聴かせてくれます。
この演奏は、「Isaac Stern Plays Brahms」というソニークラシカルの5枚組ボックスに収録されているものですが、本演奏を含めスターンとブラームスとの相性の良さを感じさせる名演が多く含まれています。管理人にとっては長い付き合いになりそうなボックスです。

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