ルービンシュタインのショパン「夜想曲第1~10番」

今日の東京は曇時々晴れで、雨こそ降りませんでしたが、梅雨空の一日でした。
今日は、アルトゥール・ルービンシュタインの演奏するショパンのノクターン第1番作品9の1から第10番作品32の2までを聴きました。1965年のRCAへの録音です。

ショパンは多くのピアノ作品を創作しましたが、管理人の最も愛好するのはノクターンです。この点は若い時から還暦まで数年の今まで、ずっとそうです。ショパンのノクターンの純粋でロマンティックで甘美で叙情的で、それでいてどこか深々としたものを感じさせる曲想に、管理人は惹きつけられて止むことができません。
最近管理人の尊敬する80歳を超えた方は、自分が死ぬ時はブルックナーの交響曲第8番第3楽章アダージョを聴きながら死にたい、という遺言をしたと仰っていました。それを聞いて管理人は、自分ならどの曲を聴きながら死にたいだろうと自問自答しました。管理人はおそらく、モーツァルトのセレナード第10番K361「グラン・パルティータ」かショパンのノクターンを選びます。それくらいショパンのノクターンが好きなのです。

ところでショパンのノクターンというと、一般的に有名なのは、1番作品9の1、2番作品9の2、5番作品15の2あたりではないでしょうか。管理人はもちろん1番、2番は好きですが、最も好きなのは8番作品27の2です。純粋でロマンティックな、まさに珠玉のような作品です。
それ以外では11番作品37の1、12番作品37の2、13番作品48の1あたりも大好きです。もっとも今日聴いたショパンのノクターンは前半の10番までで、これらノクターンの後半に属する曲は今日は聴くことができませんでした。

さてルービンシュタインの演奏ですが、本当に素晴らしいものです。まず音に抜群の美しさがあります。暖かで、素朴で、まろやかで、一切の濁りのない清澄な音です。RCAの暖色系の録音がルービンシュタインの音色と極めて適合しています。演奏スタイルも純粋で素朴で、自然体そのものです。テンポもちょうど良いと感じます。
管理人はルービンシュタイン以外にもいろいろなピアニストのショパンのノクターンを聴いてきましたが(フランソワ、アラウ、フー・ツォン、アシュケナージ、ピリス、等々です)、まだルービンシュタイン以上と感じる演奏に出会ったことはありません。ルービンシュタインは次はアシュケナージでしょうか。

一人で読書でもしながら聴くのもよし、恋人(管理人の場合は妻ということになります)と語らいながら聴くのもよし。またルービンシュタインの演奏するショパンのノクターンを聴きながら永遠の眠りにつくことができれば、それは幸せな人生なのだろうと思います。
ショパン:夜想曲集(全19曲)
SMJ
2016-12-07
アルトゥール・ルービンシュタイン

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