フルトヴェングラーのワーグナー「ジークフリート牧歌」

2020年1月1日。新年が到来しました。
管理人は昨年、近親者に不幸があったため、新年の御挨拶ができないことを御了承ください。
今日の東京は雲一つない青空で、お正月にふさわしい好天気でした。東京では今後一週間くらい、晴天が続くようです。

今日の一曲は、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」です。
演奏はウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団です。
1949年2月16、17日のEMIへの録音です。終戦後間もない時期の録音ということになります。

ジークフリート牧歌は、ワーグナーが妻コジマへの誕生日プレゼントとして作曲した曲として知られています。
たいへん平穏な美しい曲です。明朗で、のどかな曲です。美しい花々の咲き乱れる野原を見ているようです。また、ワーグナー夫妻の幸福な結婚生活が現れているようです。
年の冒頭に聴くのにふさわしい曲ではないでしょうか。

フルトヴェングラーの演奏はスケール感のあるものです。この曲の性格を考えると、もう少しこじんまりと演奏した方が良いように思いますが…。
今日聴いて感心したのは、フルトヴェングラーの深々とした呼吸感です。
管理人はワーグナー作品は、ジークフリート牧歌だけでなく、「トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指環」のような代表的な楽劇にも、呼吸感が必要なように思います。それゆえフルトヴェングラーは、ワーグナーに対する適性の高い指揮者だと思います。彼のワーグナー演奏が戦前から一貫して高く評価されてきたのが納得できます。
また本演奏では、ウィーン・フィルの演奏が美しいものです。ウィーン・フィルの音色は、この「ジークフリート牧歌」という美しい作品との相性が良いのではないでしょうか。

フルトヴェングラー/ウィーン・フィルの「ジークフリート牧歌」はまさに名曲の名演奏だと思います。

追記 ブログ記事を書いた後、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを聴いた(見た)のですが、今年のアンドリス・ネルソンスの指揮は、細部までへの工夫がなされていて良かったのではないでしょうか。管理人の記憶では、ここ5年くらいのニューイヤーコンサートの中で今年が最も良かったように思います。
ネルソンスは現在、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督を務めていると聞きます。
今後ネルソンスがゲヴァントハウス管弦楽団を率いて来日するようなことがあれば、聴きに行こうと思いました。

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