ジュリーニ/RCOのラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」

ドビュッシー:海 - ジュリーニ(カルロ・マリア), ラヴェル, ドビュッシー, ラヴェル, ドビュッシー, ジュリーニ(カルロ・マリア), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ドビュッシー:海 - ジュリーニ(カルロ・マリア), ラヴェル, ドビュッシー, ラヴェル, ドビュッシー, ジュリーニ(カルロ・マリア), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
今日の東京は一日中雨の寒い一日です。しかし明日からは好天となり気温も上昇するようです。
今年の桜の開花は、東京では3月16〜18日頃と予想されているようです。桜の開花が3月上旬というのは早く、今年が暖冬であったことを実感します。

その一方で新型コロナウイルスの感染は、イタリアをはじめ世界各国に拡大しているようです。もちろん人々の生命・健康を第一に考えなければなりませんが、今年は世界的に深刻な経済不況に見舞われる可能性が強いと思われます。

さて今日の一曲は、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。最近ブログ仲間の中に本曲を取り上げている方がおられ、管理人は最近フランス音楽を聴いていなかったので、聴いてみることにしたのです。
演奏は、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団です。1994年2月23〜25日のソニークラシカルへの録音です。

本曲はラヴェル作品の中では有名な曲の一つではないでしょうか。
演奏時間は本ジュリーニ盤で7分50秒という小曲です。
元々ピアノ曲として書かれたのをラヴェル自身がオーケストラ曲に編曲したわけですが、本曲の曲想を考えると、ピアノだけでは淡白で色彩感の乏しさが否めないように思い、管理人はオーケストラ版の方を好んでいます。
ホルンが効果的に使われ、(特にオーケストラ版で聴くと)ラヴェルらしい豊かな色彩感と、高貴さ・叙情性を併せ持った印象深い曲です。

ジュリーニ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(以下、「RCO」と省略します)の演奏は、ジュリーニらしいゆっくりテンポでのじっくりとした演奏です。またRCOの演奏が素晴らしいものです。RCOの色彩感豊かで、ねっとりとした柔らかな肌触りの音色が本曲の曲想によく適合しています。
RCOというとフランス音楽の印象はあまりないように思いますが、実は相性が良いのではないでしょうか。
本演奏は、ドビュッシー「海」「牧神の午後への前奏曲」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」と同じCDに収録されているのですが、そのどれもが名演です。特に本曲と「マ・メール・ロワ」のラヴェル作品2曲は名演だと感じます。
またジュリーニ(1914ー2005)晩年のソニークラシカルへの録音には、本演奏やモーツァルトをはじめ名演が多いように思います。管理人はジュリーニが好きな指揮者なので、そのように感じるのかもしれませんが…。


追記 管理人は、ジュリーニが1960年代にフィルハーモニア管弦楽団を振って旧EMIに録音した「亡き王女のためのパヴァーヌの演奏をも持っています。そちらは演奏時間が6分51秒と本録音より約1分も早く、ジュリーニが晩年にかなりゆっくりした演奏に変わっていったことが分かります。

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