ルービンシュタイン/ウォーラーステインのグリーグ「ピアノ協奏曲」

シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲 - ルービンシュタイン(アルトゥール), シューマン, グリーグ, ショパン, ジュリーニ(カルロ・マリア), ウォーレンステイン(アルフレッド), ルービンシュタイン(アルトゥール), シカゴ交響楽団, RCAビクター交響楽団, シンフォニー・オブ・ジ・エアー
シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲 - ルービンシュタイン(アルトゥール), シューマン, グリーグ, ショパン, ジュリーニ(カルロ・マリア), ウォーレンステイン(アルフレッド), ルービンシュタイン(アルトゥール), シカゴ交響楽団, RCAビクター交響楽団, シンフォニー・オブ・ジ・エアー
今日の東京は雨が降ったり止んだりの梅雨空の1日です。
今日はグリーグのピアノ協奏曲ハ短調を聴きました
演奏は、アルトゥール・ルービンシュタイン(p)とアルフレッド・ウォーラーステイン指揮管弦楽団です。1961年のRCAへの録音です。
本録音のオーケストラについてですが、管理人が今日聴いたCDは「ルービンシュタイン大全集」の中の一枚で、「orchestra」という表記しかありません。本録音の国内盤には「RCAビクター交響楽団」という表記があるようです。しかし「RCAビクター交響楽団」という常設のオーケストラは存在しないはずで、どのようなオーケストラなのか管理人には分からないでいます。

それはともかく、本曲は有名曲です。録音ではシューマンのピアノ協奏曲とのカップリングが多いようです。シューマンはドイツ・ロマン派、グリーグは民族派で、両者のピアノ協奏曲は性格を異にするはずですが…。
本曲は急・緩・急の3楽章構成を取りますが、第2楽章と3楽章は続けて演奏されます。
本曲は冒頭部分が有名だと思います。テレビCMで聴くことがあります。
しかし本曲の聴きどころは第2楽章と第3楽章ではないでしょうか。第2楽章は、厳しさと野に咲く花の美しさの並存した北欧の自然を見るかのように、オーケストラ部分がよく出来ていると感じます。北欧的なロマンの濃厚な楽章です。
また第3楽章は舞踊風に始まりますが、中間部分のピアノ独奏はハッとするほどリリカルな美しさがあります。個人的に本曲で最も好んでいる個所です。

ルービンシュタインの演奏は、豊麗で色彩感豊かでロマンティックなものです。第3楽章中間部分の演奏は彼のショパンのように美しく聴こえます。テンポは中庸でちょうど良いと感じます。
ルービンシュタインは本曲を得意にしていたのではないかと思いますが、いかにも巨匠という芸風を楽しめる録音です。
ウォーレンステイン指揮のオーケストラが単調で、色彩感が足りないように思いますが、ルービンシュタインが伸び伸びと自分のやりたいように弾くためにはオーケストラや指揮者が格下の方がちょうど良いのかもしれません。
ルービンシュタインの名人芸を楽しむことのできる名演だと思います。

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この記事へのコメント

yositaka
2020年07月29日 16:43
米オリジナル盤にはRCAビクター交響楽団とありますが、現時点ではビクターが他社の商標で使えなかったりいろいろあったんでしょうね。ワルターのコロンビア交響楽団も、商標がコロムビアなので辛うじて使えているわけです。

同じ組み合わせで1957年にも録音していますが、ルービンシュタインが何か気に入らなかったらしく、4年後に撮り直しとなりました。この2枚の聞き比べも面白いですよ。
2020年08月01日 11:11
ネコパパ様、コメントを頂き有り難うございます。
RCAビクター交響楽団の情報を頂き、有り難うございました。
また私はルービンシュタイン大全集を持っているので、1957年盤も持っています。聴き比べすると楽しそうですね。有り難うございました。