ミルシテイン/ピアティゴルスキー/ライナーのブラームス「二重協奏曲」

今日の東京は、秋晴れの一日でした。快晴の穏やかな過ごしやすい一日でした。東京では最近、今日のような好天気が続いています。

最近世間で話題となっている、秋篠宮さまの長女眞子さまと小室圭さんの結婚問題について一言。
管理人は、なぜこの問題が世間でこんなに騒がれているのかわかりません。
小室さんの母親が借金を返済していないとされる問題は、債権者による売名行為である可能性があると管理人は考えます。
しかし、真実であると仮定しても、借金をしたのは小室さんの母親であって小室さんではありません。小室さんには関わりのない問題です。
なのに、なぜ眞子さまと小室さんの結婚が妨げられなければならないのでしょうか。
女性も男性も、愛する相手と結婚するのが一番です。
もし眞子さまと小室さんの結婚が国民の反対により妨げられるとしたら、若い二人がかわいそうという他ありません。

さて今日の一曲は、ブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調作品102」、いわゆるダブル・コンチェルトです。
演奏はナタン・ミルシテイン(vn)、グレゴール・ピアティゴルスキー(vc)、フリッツ・ライナー指揮フィラデルフィア・ロビンフッド・デル管弦楽団です。1950年6月22日及び29日の録音です。レーベルはRCAです。
フィラデルフィア・ロビンフッド・デル管弦楽団とは、実際はフィラデルフィア管弦楽団のようです。
本曲は、1887年というブラームス(1833ー1897)54歳の時の作品です。彼が創作した4曲の協奏曲(ピアノ協奏曲2曲、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲=本曲)の中で最後の作品です。

本曲は通例通り、急・緩・急の3楽章構成を取ります。
第1楽章は、オーケストラの開始部分に続けてチェロの導入部分が奏されます。このチェロの開始部分はカッコイイと思います。全体的にたいへん重厚で、緊張感に溢れる楽章です。ヴァイオリンとチェロ、及びそれにオーケストラが加わった掛け合いは迫力があり聴きごたえがあります。
管理人は本曲の中で第1楽章が最も秀逸だと感じます。
第2楽章はアンダンテで、清朗で抒情的な楽章です。ブラームスは協奏曲も交響曲も、緩徐楽章の作曲がすぐれていると実感します。ただし本楽章の演奏時間は、本ミルシテイン/ピアティゴルスキー/ライナー盤で6分39秒で、あまり長くありません。
第3楽章は、民族舞踏風の印象的に旋律が取り入れられています。聴いていて楽しい楽章です。ヴァイオリンとチェロという独奏楽器が大活躍します。

本曲は、ブラームスが有名な交響曲第4番を作曲した後の作品で、この時期のブラームスは渋い作風の作品が多くなります。しかし本曲は渋くはなく、ヴァイオリンとチェロという2挺の独奏楽器が全曲を通じて大活躍する、迫力のある作品です。

ナタン・ミルシテインは管理人の好きなヴァイオリニストです。彼は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を4回録音しており、ブラームスを好んでいたのではないかと思います。
しかし管理人が今日聴いてみて感心したのは、グレゴール・ピアティゴルスキーです。管理人はピアティゴルスキーについては、これまでルービンシュタインやハイフェッツとの共演を聴いたことがあるくらいで、多く聴いていなのですが、本録音では相当な力演です。相当な技術と表現力を持ったチェリストであることが分かります。ルービンシュタイン、ハイフェッツとともに「百万ドル・トリオ」を構成したことが納得できる演奏です。
ミルシテイン、ピアティゴルスキー、ライナーの名人3人によるアンサンブルも万全です。
本曲ブラームスのダブル・コンチェルトというと、古い録音では、ダヴィッド・オイストラフ(vn)ロストロポーヴィチ(vc)セル/クリーヴランド管弦楽団によるものが有名ですが、本録音も、モノラル録音のせいで音に艶がなくまた音作りに立体感がない点を除けば、それに匹敵する名演だと思います。

追記(11/14) ピアティゴルスキーは後年、本曲をハイフェッツ(vn)、ウォーレーステイン(指揮)と再録音しているようです。
本曲の他の録音では、スーク(vn)、ナヴァラ(vc)、アンチェル/チェコ・フィルが個性的な名演だったと思います。アンチェル/チェコ・フィルとブラームスは好相性というイメージがあります。

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