コープマン/アムステルダム・バロック管のバッハ「カンタータ第147番」BWV147

今日の東京は一日中雨です。ただし気温は決して低くありません。
今日、首都圏の一都三県で緊急事態宣言が解除されます。新型コロナの新規感染者数が下げ止まり又は微増の傾向にあるにもかかわらず、緊急事態宣言を解除するというのは、管理人には異常に感じられます。3月末から4月、またはそれ以降にコロナの感染者が増加することは間違いないと思われます。

今日の1曲は昨日に続き、バッハの教会カンタータです。第147番BWV147です。演奏はトン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団・合唱団です。ソリストはリサ・ラーション(S)、ボグナ・バルツォ(A)、ゲルド・テュルク(T)、クラウス・メルテンス(Bs)です。

本曲は、コラールの旋律が、編曲され「主よ、人の望みの喜びよ」というタイトルでクラシック以外のリスナーにも広く知られている曲です。バッハの約200曲存在する教会カンタータの中で最も有名なのは本曲なのかもしれません。
2部に分かれ、第1部が6曲、第2部が4曲から成ります。全部で10曲です。「主よ、人の望みの喜びよ」の旋律は第1部の終曲と第2部の終曲の2ヶ所で現れます。
もっとも管理人は「主よ、人の望みの喜びよ」のコラールと同じくらい、第5曲の「備えたまえ、イエスよ、今もなお汝の道すじを」というソプラノのアリアを愛好しています。ほのぼのとして暖かく、ひょうひょうとしてユーモラスで、少しの哀愁の感じられる曲想です。

コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団による演奏は、昨日のエントリーで述べましたように管理人が5年くらい前に購入したバッハのカンタータ全集の中の一枚です。
管理人はアムステルダム・バロック管弦楽団の清澄で明快なサウンドに惹きつけられます。澄み切った端正な演奏だと感じます。テンポは、現代楽器のリヒター等と比較すると若干早いのですが、管理人は適正なテンポだと感じます。
アムステルダム・バロック合唱団の声唱も、ヴィブラートを廃した(当然ですが)、澄み切った、極めて上品で美しいものです。
ラーションらソリストの声唱もハイレベルです。
管理人としては非常に満足のいく演奏です。

オリジナル楽器でのバッハのカンタータ全曲録音というと、アーノンクール&レオンハルト、ルーシング、コープマン、ガーディナー、鈴木雅明の5種類が存在します。管理人はコープマン以外については分かりませんが、このコープマンによる全曲録音は出来不出来が少なく、どの曲もすぐれた出来栄えだと思います。コープマン以外では、ガーディナー盤と鈴木雅明盤が良いのではないかと思いますが、BISの後者はSACDハイブリッド盤しか出ていないようで高価だという難点があります。
というわけで、管理人がバッハのカンタータ全曲をもう一組購入するとすればガーディナー盤ですが、お金の問題だけでなく場所を取るという問題もあるので、今のところ購入できないでいます。一生コープマン盤を座右の友として楽しむのがよいのかもしれません。

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