モーツァルトの「ピアノ・トリオ第4、1、3番」

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モーツァルトのピアノ・トリオ第4番K542、第1番K254、第3番K502の3曲を聴いてみた(この3曲をこの順で聴いたのは、CD(国内盤でTKCC-15282)の収録順のせいです)。演奏は、ワルター・オルベルツ(p)、カール・ズスケ(vn)、マティアス・プフェンダー(vc)の3人。プフェンダーはベルリンSQ(旧ズスケSQ)のチェロ奏者だ。1988年から89年にかけての録音である。

聴いてみて、3曲とも、まあ何と、素直で、純粋で、心優しく、美しい音楽だろうと思った。単に心優しいだけでなく起伏もある。しかしそこには本当に純粋に、音楽しかない。このような音楽を創ることができるのは、古今を通じてまさにモーツァルトだけだろう。3曲あわせて約1時間、ぼくはただ陶然と聞き惚れる他なかった。とりわけK542の第2楽章と第3楽章、K502の第2楽章の美しさは素晴らしい。モーツァルトのピアノ・トリオはあまり録音が多いとは思えないが、もっと評価されてよいのではないだろうか。

ズスケら3人による演奏は、実直でしかも伸び伸びとした美しいもの。とりわけリーダー格と思われるズスケの清澄な音が美しい。

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