アルゼンチン代表監督の問題

来年2010年南アフリカで行われるサッカーW杯は、予選が順調に進行している。
少し古い話になるが、南米予選では、10月14日、ディエゴ・マラドーナ監督率いるアルゼンチンが、予選最終節でウルグアイを1対0で下し、南米4位となってW杯出場を決めた。敗れたウルグアイは、コスタリカとのプレーオフに回ることになった。

アルゼンチンでマラドーナ監督が本大会でも指揮を取るべきか、新しい監督を迎えて大会に臨むか、真っ2つに分かれて議論がなされているようだ。国民の8割はマラドーナ監督の降板を望んでいると伝えられている。

たしかにマラドーナ監督は、予選突破という最低限のノルマを果した。またマラドーナを更迭し新しい監督を迎えても、予選で1試合も指揮を取ったことがなく、選手たちの個性も十分把握していない新監督が、本大会で良い結果を残せるのか、というと非常に不安なのは確かだ。

だがぼくは、一刻も早くマラドーナ監督を更迭し、新しい監督に代えて大会に臨むべきだと思う。
理由は一つ、マラドーナ監督ではW杯優勝はとうてい不可能だと思うからだ。

アルゼンチンは日本とは違う。常に優勝を期待されているサッカー大国だ。
日本の岡田武史監督はW杯ベスト4を目標に掲げたが、日本の多くのサッカー・ファンは、ベスト8に入れば大健闘だと思っているのではないだろうか。優勝など最初から期待していないに違いない。だがアルゼンチンでは、ファンは優勝しか期待していない。たいへんな違いだ。

ここで過去4大会のアルゼンチンの成績を、ライバルのブラジルと比較して振り返ってみよう。

                 アルゼンチン         ブラジル
 1994年アメリカ大会 決勝トーナメント1回戦敗退    優勝
 1998年フランス大会 ベスト8                準優勝
 2002年日韓大会   予選プール敗退           優勝
 2006年ドイツ大会   ベスト8               ベスト8

このようにブラジルが前回ドイツ大会を除き、国民の期待に応える成績を残しているのに対し、アルゼンチンは過去4大会、最高でもベスト8である。アルゼンチン国民は過去16年間、悔しい思いをし、怒り、失望しているのだ。

マラドーナ監督の率いるアルゼンチンが、来年の南ア大会で優勝することができるだろうか。
南米予選4位というふがいない成績と、戦術の何もない試合内容を見る限り、不可能だと考えざるを得ない。
新しい監督が結果を残せるかどうかは、もちろん分からない。しかし、マラドーナ監督のままでは優勝が不可能である以上、マラドーナは辞任すべきだと思う。

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