W杯予想Ⅹ―決勝トーナメント②

前回に続き、南アW杯決勝トーナメントの予想です。
前回の記事では、ベスト8を次のように予想しました。

 韓国、セルビア、オランダ、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イタリア、コートジボワール

準々決勝の顔合わせは次のようになることになります。

 韓国 ― セルビア
 オランダ ― ブラジル
 アルゼンチン ― ドイツ
 イタリア ― コートジボワール

まず、韓国対セルビアだが、これはセルビア有利だろう。
セルビアはMFスタンコビッチ、DFビディッチをはじめ、個々の選手の能力が高く、この点で韓国を上回っている。カアジアの雄・韓国はここで力尽きると見る。
これまでのW杯は振り返ると、ヨーロッパの中堅国が予想を覆す活躍をみせてベスト4まで進出するケースが多い。94年大会のスウェーデンとブルガリア、98年大会のクロアチア、02年大会のトルコがその例だ(06年のポルトガルも加えてよいかもしれない)。今大会セルビアがベスト4入りを果たしても不思議ではないと思う。

次にオランダ対ブラジルだが、これはワクワクする好カードだ。
だが予想は難しい。

今大会のオランダの弱点として、DF陣が上げられることがある。
たしかに90年代から2000年代にかけていた、R・クーマン、F・デブール、スタムのような対人プレー、ラインコントール等に長けたCBは今のオランダにはいない。
だが、欧州最終予選を成績を見ると、オランダは全8試合の合計でたったの2失点しか喫していない。今大会のオランダの守備が意外に堅いことが分かる。ボランチのファンボメル、デヨングの2人をオランダとしては異例なほど浅い位置でプレーさせ、CBとの連係で守備を固めているようだ。

ブラジルも今大会は、過去に例がないほど守備的なチームのようだ。ドゥンガ監督の勝利至上主義、現実主義に徹したサッカーが浸透してきたようだ。だが攻撃面では、カカ、ルイス・ファビアーノ、ロビーニョら個人への依存が大きく、戦術的な攻撃という点ではオランダに劣るのではないだろうか、特にカカ、ルイス・ファビアーノの個人技への依存が大きいのは気になる。

こうして、オランダ対ブラジルは、オランダ有利と予想する。

(アルゼンチン対ドイツ、イタリア対コートジボワールは、次回の記事に譲ります。)


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