東京都知事選について

昨日、東国原英夫・前宮崎県知事が今年4月の東京都知事選に立候補を表明したという報道があった。
これで、これまで出馬を表明している石原慎太郎・現知事、渡辺美樹・前ワタミ会長、小池晃・前参議院議員と合わせ、有力4候補が出揃ったという。選挙は4月10日に行われる。

だが、現在は東日本大震災以降の大混乱で、東京都の有権者は選挙どころではないのではないだろうか。

都の多くの地域で、少なくとも平日は計画停電が行われている。また停電中でなくても節電に努力しなければならず、多くの企業では今日のような寒い日でも暖房をつけるのを自粛して、ぶるぶる震えながら仕事をしているという。

また福島原発での放射能漏れの問題も予断を許さない。
周辺地域で採れたホウレンソウなどの野菜に放射能に汚染されていることが分かり、不安が広がっている。
また今日、東京・葛飾区の金町浄水場で放射能物質が混入していることは判明し、都は、同浄水場が水道水を供給している地域において乳児が水道水を摂取することを控えるようにという声明を出した。

その一方で、被災した東北地方の悲惨な状況が日に日に伝えられ、自分も何らかの形で被災者の方々のお役に立ちたいと考えている都民も少なくないだろう。

こんな状況では、東京都の有権者はとても選挙どころではないだろう。
すなわち候補者たちの政策や主義・主張を比較検討し、どの候補者に投票すべきか決めるための精神的・時間的余裕はないはずだ。

こんな状態で選挙をすると、どうしても知名度やイメージが物を言い、政策などは二の次になりやすい。

ぼくは4月10日の選挙は延期すべきだと主張したい。
そのために法律の改正が必要ならば、国会においてそうすればよいだけの話のはずだ。

"東京都知事選について" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント