ラグビーW杯、NZ悲願の優勝!!

本日10月23日NZのオークランドのイーデン・パークで行われた第7回ラグビーW杯の決勝、NZ対フランスをテレビ観戦した。
結果は8対7でNZがフランスを破り、1987年の第1回大会以来24年ぶり2回目の優勝を成し遂げた。

試合前の予想はNZが圧倒的に有利だった。NZは大会前から優勝候補の筆頭であり、決勝まで危なげなく勝ち進んでいた。

一方のフランスは一次リーグで当のNZに完敗したばかりかトンガに敗れ、2勝2敗という決して良い成績でないながら決勝トーナメントに進出したもので、準決勝ではウェールズに大苦戦した。決勝で一次リーグに続き再度当たることになったNZには到底かなわないのではないかというのが、大勢の味方だった。
だが今日はそのフランスが大健闘し、決勝戦にふさわしい緊張感にあふれた好ゲームになった。

前半はNZが試合を支配し、ほとんどの時間を相手陣内で攻め続けた。
14分に相手ゴール前のマイボール・ラインアウトで、ボールを取ったキャッチャーが前にボールを返し、ベテランPRウッドコックがトライ。5対0とリードした。
しかしその後はフランスの好守備に遭った上、プレースキッカーのSHウィップーが再三プレースキックを外してしまい、5対0のまま前半を終了した。
前半11分フランスSOパラが負傷しトゥラン=デュックに交代した。ところが33分に今度はNZのSOクルーデンが負傷しドナルドと交代した。NZは、これまでの試合で負傷・離脱したカーター、スレイドに続き3人目のSOも負傷したことになり、ドナルドは実に4人目のSOである。
このように両チームとも司令塔が交代するという波乱の展開となった。

後半に入ると、NZはドナルドのPGで8対0とリードを広げた。
しかしその直後センターライン付近での密集プレーでNZにミスが出てしまい、フランスは、ボールを拾ったトゥラン=デュックからCTBルージュリーがゲインし、FLデュソトワール(主将)につないでトライ。
トゥラン=デュックのゴールでフランスは7対8と1点差に迫った。
これで試合の流れがフランスに変わった。

以後、フランスは逆転を狙ってNZ陣内で攻め続け、NZが1点差を守って逃げ切ることができるか、息づまる緊迫した激しいゲーム展開となった。
23分トゥラン=デュックがセンターライン付近から逆転PGを狙ったが、これは外れた。
フランスは、パペ、ナレの両LOやデュソトワール、ボネール、アリドノルキのFW第3列が獅子奮迅の働きを見せ、NZをあわや逆転というところまで攻め続けたが、NZは満員の観衆まで力につけた必死の守備で、ついに1点差を守り切った。

NZは第1回大会に優勝して以降第2回から第6回まで、毎回のように優勝候補と言われながら、涙を飲み続けた。特に99年の第4回と前回07年の第6回は、フランスにまさかの不覚を取った。
NZ国民にとっては宿敵を破って実に24年ぶりの美酒である。今夜は格別の一夜だろう。

またFLリッチー・マコウは5年以上NZの主将としてチームを引っ張ってきた。前回大会はフランスに苦汁をなめさせられたが、その後も主将としてチームを引っ張り、自国開催のため優勝が半ば義務だった今大会はすべてのプレッシャーに打ち勝って見事チームを優勝に導いた。
NZ史上最高の主将と言われるにふさわしい。

"ラグビーW杯、NZ悲願の優勝!!" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント