トスカニーニのハイドン「協奏交響曲」

今日の東京は蒸し暑い一日です。管理人は、一昨日・昨日の2日間に両眼の白内障手術を受けました。そのためこの3日間は、仕事など眼を使う行動を控えなければならず、これ幸いと(?)音楽三昧の日を送っています。

今日取り上げるのは、ハイドンの協奏交響曲(シンフォニア・コンチェルタンテ)変ロ長調です。ホーボーケン番号ではI-105になります。
ブログ仲間の方が最近この曲を取り上げておられたのですが、管理人はどのような曲であったのか思い出すことができなかったので、今日聴いてみたのです。
本曲はオーケストラと、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴットという4つの独奏楽器によって演奏されます。
管理人が聴いたのは、アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団と、ミッシャ・ミシャコフ(vn)、フランク・ミラー(vc)、パオロ・レンジ(ob)、レオナード・シャロウ(fg) による1948年3月6日の録音です。ブログ仲間の方はユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団の録音を取り上げておられましたが、管理人は本曲はトスカニーニ盤しか持っていないので、トスカニーニ盤で聴いてみたのです。

本曲は急・緩・急の3楽章構成を取ります。聴いていて、いかにもハイドンらしい温和でのどかな曲想だと思いました。特に第2楽章は春の陽だまりのような温和な楽章です。上品な叙情性も感じられます。管理人は年を取るにつれて、この第2楽章のような穏やかな曲に惹かれるようになりました。また第3楽章は意外に変化に富んでいます。

トスカニーニ/NBC交響楽団の演奏は端正なものです。トスカニーニというとダイナミックな白熱した演奏のイメージがありますが、本演奏はトスカニーニらしくない演奏です。トスカニーニのような大巨匠には、いろいろな側面があるということなのでしょう。この多面性ということはフルトヴェングラーやカラヤンについても言えることです。
またトスカニーニとハイドンの意外な相性の良さを実感できる演奏です。ハイドンの全作品中一、二の有名曲である交響曲「時計」で、トスカニーニが名演を残していたことを思い出したりしました。

ハイドンについては色々思うことはありますが、白内障手術の直後のためあまり眼を使うわけにはいかないので、今日はこの辺で終わります。

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