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zoom RSS コーガンのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」

<<   作成日時 : 2006/10/30 19:10   >>

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チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」を聴いた。演奏はヴァイオリンがレオニード・コーガン、オーケストラがコンスタンティン・シルヴェストリ指揮パリ音楽院管弦楽団で、録音は1959年5月である。フランスEMIへの録音である。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はいわゆる4大ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキー)の中で、いちばん演奏機会が多いのではないだろうか。この曲特有の旋律美とヴァイオリンのヴィルトゥジティが聴衆の人気を呼ぶとともに、ヴァイオリニストにとっても弾いてみたいという気にさせるのだろう。

さてコーガンの演奏は主観性の強いもの。第1楽章と第3楽章のヴァイオリンのヴィルトゥジティが要求される個所では、持ち前のテクニックを発揮して情熱的に演奏する。他方、第2楽章の憂愁の旋律においてはヴィブラートをたっぷり効かせて歌う。コーガンというと機械のように正確なテクニックをもつ一方で冷たいというイメージを持たれているように思うが、実際はその逆で、技術力は非常に高いものの主観的な演奏をするヴァイオリニストであることがわかる。古い時代の名人というのはこのような演奏をしたのではないか、と思わせるような演奏だ。シルヴェストリ指揮パリ音楽院管弦楽団のバックもしっかりしている。
この演奏は、ぼくが聞いた中では、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の最高の名演だと思う。
なお「なつかしい土地も思い出」より1曲と「憂うつなセレナード」の2曲のチャイコフスキーの小品が併録されている。

追記 このCDは1999年7月に東芝EMIが「レオニード・コーガンの遺産」シリーズを発売した時の1枚で、CD番号はTOCE11356ですが、廃盤になっています。輸入盤にEMIのコーガンのBOXがあるので、同じ演奏がその中に入っていると思います。

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