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zoom RSS ダウランド「リュート歌曲集」

<<   作成日時 : 2006/12/11 18:58   >>

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「流れよ わが涙/ジョン・ダウランド リュート歌曲集」というCDを聴いてみた。ダウランド(1563−1626)はイギリスのエリザベス朝期の作曲家である。演奏はアントニー・ルーリー指揮コンソート・オブ・ミュージックで、独唱はエマ・カークビー(S)、ジョン・ヨーク・スキナー(C−T)、マーティン・ヒル(T)、デイヴィッド・トーマス(Bs)の4人。1976-77年のオワリゾール・レーベルへの録音である。本CDは、ルーリーが録音したダウランドのリュートの伴奏付き歌曲全集から17曲を選んで編集された国内盤である(POCL5206)。

ぼくは若い頃は、古楽という分野が苦手だった。退屈なように思っていた。けれども40歳になった頃からだんだん古楽に魅力を感じるようになった。といっても宗教曲は、ぼく自身がキリスト教の信者ではないので、その曲が訴えていることを本当に理解しているのか、どういう聴く意味があるのか、といった疑問が付きまとう(もっともこれは、古楽に限らず、バッハの受難曲やモーツァルトなどのレクイエムを聴く際にも付きまとう疑問だが)。その点、今日聴いたダウランドの歌曲集のような世俗音楽は、そのように躊躇する必要はなく、素直にその美しさを楽しめることができる。

さてこの歌曲集は、リュート(ルーリー自身が演奏している)の素朴で淡々とした音色の伴奏に乗って、独唱あるいは重唱で歌われるもので、ノン・ヴィブラート奏法が本当に美しい。中でも、テノールの側々とした胸を打つ独唱で始まる「行け 透明な涙よ」、ソプラノ(エマ・カークビー)の澄んだ美声が魅力を放つ「来たれ、重い眠り」「もう泣くな 悲しみの泉よ」は特にすばらしい。またCDの表題にもなっている「流れよ わが涙」はカークビーだけでなく、二重唱を歌うバスのデイヴィッド・トーマスの歌声がすばらしい。凛とした気品をたたえている。

このCDは選集なので、いずれはルーリーのダウランドのリュート歌曲全集を買ってみようと思っている。

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