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zoom RSS コーガンのベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

<<   作成日時 : 2007/04/26 20:08   >>

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ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61」を聴いてみました。演奏は、レオニード・コーガン(vn)、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮パリ音楽院管弦楽団で、1959年11月の録音です。ライナーノート(小林利之氏)によると、コーガンは同曲を4回録音しているとのことですが、このシルヴェストリ指揮パリ音楽院管弦楽団との共演はその2回目ないし3回目のものと思われます。

ベートーヴェンは古今のピアノ協奏曲の王者というにふさわしいピアノ協奏曲第5番「皇帝」を作曲していますが、彼の1曲しかないヴァイオリン協奏曲も、その明朗で堂々とした作風からいって古今のヴァイオリン協奏曲の中の王者というにふさわしいのではないでしょうか。この曲は第2楽章のソロ・ヴァイオリンによって奏でられる旋律美に大きな魅力があることは間違いありませんが、ぼく個人的には、堂々としてスケールの大きい第1楽章に同じくらい魅力を感じています。今日のような春の陽気に聴くのにふさわしい曲と言うことができるでしょう。

コーガンの演奏は、バックのオーケストラの壮大な表現と相まって非常にすばらしいものです。コーガンというと技巧はすぐれているが機械的のようなイメージがあるように思いますが、この演奏はそれと正反対です。両端楽章は情熱的でスケールが大きく、第2楽章は叙情味にあふれています。
コーガンは旧ソ連で、ダヴィッド・オイストラフと並ぶヴァイオリニストと称されていたわけですが、両者の持ち味は、明朗で風格豊かなオイストラフと情熱的なコーガンというように全く異なります。そしてオイストラフはアンドレ・クリュイタンスと組んで昔から名盤の誉れ高いベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」の録音を残していますが、シルヴェストリと組んだこのコーガン演奏はタイプこそ違えオイストラフ盤に匹敵する名演だと思うのです。その時の気分によりどちらかを選んで聴くのが、クラシック・ファンの醍醐味でしょう。

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